岩波新書<br> 密着 最高裁のしごと―野暮で真摯な事件簿

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岩波新書
密着 最高裁のしごと―野暮で真摯な事件簿

  • 川名 壮志【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004316299
  • NDC分類 327.122
  • Cコード C0232

出版社内容情報

司法の顔は見えにくい。しかし実は最高裁は面白い。家族のあり方、司法のあり方をデザインするその姿を追う。

内容説明

司法の顔は見えにくい。でも、実は最高裁は面白い。育ての父と実の父、DNA型鑑定は法律を凌駕するか?夫婦別姓はなぜダメなのか?裁判員裁判で市民が出した結論は無意味?きわどい判断で注目を集めた訴訟を追い、現役記者が最高裁の知られざる「しくみ」を解き明かす。司法の今をデザインするその素顔とは。

目次

第1部 家族のあり方を最高裁がデザインする(民事編)(わが子と思いきや赤の他人だった―親子関係不存在確認訴訟でみる最高裁のしくみ;夫は「主人」ではない 妻のアイデンティティ―夫婦別姓にみる大法廷)
第2部 市民が裁く罪と罰 手綱をにぎる最高裁(刑事編)(死刑と無期懲役のわかれみち―死刑破棄事件にみる裁判員裁判の難しさ;求刑超えに「待った」をかけた最高裁―アマチュア市民とプロ裁判官をつなぐ最終審)

著者等紹介

川名壮志[カワナソウジ]
1975年生まれ。2001年早稲田大学法学部卒業。現在、毎日新聞記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

41
毎日新聞の司法記者が書いた、最高裁の最近のお仕事ぶりを民事刑事双方から分かりやすく説明してくれる新書。子どもの父親を規定する摘出推定の揺らぎ、女性の社会進出で問われる夫婦の同姓規定、そして裁判員裁判における量刑の軽重など、タイムリーな話題が多く、すんなり読了。法学部志望の高校生が読むといいかもしれません。2017/02/17

那由田 忠

15
3年前に読んだときは易しすぎるかと思ったけれど、丁寧に書き込んであると言うべきかな。冒頭の父親をどう決めるべきかという判断も面白いけれど、後半に裁判員裁判をめぐる様々な判決について詳しく紹介されている点がむしろ重要だと思えた。最高裁の失敗例(数々の冤罪事件は結局地裁と高裁の非合理判決の欠陥を是正できなかった)について全く触れていないけれど、ここにあげられた判決で見る限りはそれなりに合理的判断をしていると言うべきなんだろう。最高裁嫌いの人を怒らせる本だとは思うけど、これを理解した上で批判してほしいね。2020/05/18

那由田 忠

15
この本がジュニア新書レベルだとの声もあるように、ちょっと易しすぎるのかもしれない。しかし、判決内容をていねいに示して、合間に裁判官や裁判のあり方を説明していくのはそれなりに成功していると思う。ちょっと分量が多くてジュニアにできなかったかと思った。第1章の親子関係確認訴訟が面白くて、高校生に議論させたいテーマだ。あとは、裁判員裁判の判決のあり方に関しての最高裁の判決が、是正の意図があって、改めて裁判の意味を捉え直すものとして意味がある。2017/04/17

skunk_c

15
最高裁担当新聞記者の著。ジュニア新書並みの平易さであっという間に読了。でも内容は十分。最高裁というとどうしても違憲法令審査が思い浮かぶのは職業柄で、実際夫婦別姓裁判の例が取り上げられてもいるのだが、それ以上に、最高裁の法律審としての役割であるとか、裁判上の少数意見の開陳といった下級審には見られない制度などについて、長年の取材経験に基づいて分かりやすく解説している。副題にあるように、下級審より最高裁の方が判事の人間味が出しやすい仕組みなのかもしれない。裁判員制度にも言及。取材対象への愛着を感じた。2016/12/13

kotte

14
法律を学んだことがない方でも読みやすそうです。最高裁が出す判例の重みがよくわかります。2017/08/10

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