内容説明
一九三八年に沖縄に生まれ、幼い頃に本土に移住した著者は、ベトナム従軍カメラマンとして、ベトナム戦争に関わる沖縄米軍基地を取材した。それをきっかけに、自らのルーツとも向き合いながら沖縄について考え続け、撮り続けてきた著者が、七〇年の歴史を、戦争と基地を軸に描き出す。カラー写真多数。
目次
第1章 沖縄に生まれて
第2章 沖縄戦の記憶
第3章 南洋群島の沖縄人―海のむこうの戦争体験
第4章 ベトナム戦争と沖縄
第5章 本土復帰
第6章 米軍基地一九七二~二〇一五
第7章 故郷を思う
著者等紹介
石川文洋[イシカワブンヨウ]
1938年沖縄県那覇市首里に生まれる。1959~62年毎日映画社。1964年香港のスタジオ勤務。1965年1月~68年12月ベトナムに滞在。アメリカ軍、サイゴン政府軍に同行取材。帰国後、朝日新聞出版局のカメラマンとなる。1984年からフリーのカメラマン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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