岩波新書
ぶらりミクロ散歩―電子顕微鏡で覗く世界

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  • サイズ 新書判/ページ数 211p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004312659
  • NDC分類 460.72
  • Cコード C0240

出版社内容情報

なんでも覗いてみよう。ミクロの不思議に魅せられた著者が。得意の電子顕微鏡で超微小世界をぶらりぶらりと見て歩く。庭に咲く草花から、はては自分の髪の毛まで。身近な物を題材に散歩気分でつづる科学エッセイ。

内容説明

なんでも覗いてみよう。ミクロの不思議に魅せられた著者が、得意の電子顕微鏡で超微小世界を案内する。庭に咲く草花から、はては自分の尿管結石まで。ふだん肉眼で見るのとはまったく違う、奇妙奇天烈な横顔が立ち現われる。旺盛な探求心と遊び心でつづる、ちょっとユーモラスな科学エッセイ。

目次

1 なんでも覗いてやろう(けっけっ毛ぇー;憎い奴、この小石;机の下なる花畑;うなぎのウンコロジー事情;毛虫の毛を刈った話;カァーラス、カラス;シャツのボタン;ダイヤモンドを焼いたら;星の降る浜;ある写真の物語)
2 食卓のミクロワールド(片手わざ;納豆の唐揚げ;湯豆腐を電子顕微鏡で観たら;紫蘇の香り袋;四角の目、六角の目;夏だ!スイカだ!;虹色の貝殻;コンペイ糖とミクロの怪獣;ゆでタコでは駄目)
3 庭先からぶらりと…(マツヨイグサ;ハコベは萌えて;むこうの山に登ったら;冥界望見;はな毛を伸ばした赤い花;ヤブレガサ;花と団子と一膳めし;東海の小島にて;孫と私のコンニャク問答;瓢箪と小瓢箪;卯の花や;さあ飛び出せ;風を視る)