出版社内容情報
占い、超能力、怪しい健康食品など、社会にまかり通る擬似科学。そのワナにはまらないためにどうしたらよいか。また、地球温暖化論争で擬似科学に陥らないためにはどうすべきか。科学時代の不合理に抗する処方箋。
【目次】
はじめに
第1章 科学の時代の非合理主義―第一種疑似科学
内容説明
占い、超能力、怪しい健康食品など、社会にまかり通る疑似科学。そのワナにはまらないためにどうしたらよいか。また地球環境問題など、科学の不得手とする問題に正しく対処するにはどうしたらよいか。さまざまな疑似科学の手口とそれがはびこる社会的背景を論じ、一人ひとりが自ら考えることの大切さを説く。
目次
第1章 科学の時代の非合理主義―第一種疑似科学(占い、超能力・超科学、疑似宗教;第一種疑似科学の特徴;超常現象の心理学―なぜ信じてしまうのか)
第2章 科学の悪用・乱用―第二種疑似科学(科学を装う手口;第二種疑似科学の内幕)
第3章 疑似科学はなぜはびこるか(科学へのさまざまな視線;自己流科学;科学と非合理主義)
第4章 科学が不得手とする問題―第三種疑似科学(複雑系とは何か;地球環境問題の諸相;複雑系との付き合い方;予防措置原則の応用)
終章 疑似科学の処方箋(疑似科学は廃れない;正しく疑う心;疑似科学を教える;予防措置原則の重要さ;科学者の見分け方)
著者等紹介
池内了[イケウチサトル]
総合研究大学院大学教授。1944年兵庫県に生まれる。1967年京都大学理学部卒業、1972年同大学院博士課程修了。1972年京都大学理学部を皮切りに、北海道大学、東京大学、国立天文台、大阪大学、名古屋大学、早稲田大学と移動し、2006年より現職。専門は、宇宙物理学、科学・技術・社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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