内容説明
すべての音楽の背後には歴史があり、人々の息遺いがある。いま、世界で一番ホットな音楽の現場はどこなのか。あらゆる偶然の出会いが重なって生まれる音とは?国際色豊かで柔軟性のある新しい音楽を精力的に探求し続けるワールド・ミュージック界の仕掛け人が、音楽誕生の源をたどる。岩波新書初の付録CD付き。
目次
第1部 旅する錬金術師(ブラジルのアフリカ/ブラジルのヨーロッパ―レシーフェのカルナヴァル;天然トランスは世界を魅惑する―モロッコのグナワ・フェスティバル;ワールド・ミュージックの交差点―WOMAD in シンガポール、スリランカ2005)
第2部 インタビュー・ただごとでない音楽を求めて―聞き手・田中勝則(アジアのプロジェクトはどうスタートしたか;曲のよさから入る;ロックの頃;もっとディープなロック、ブルース、アメリカへ ほか)
著者等紹介
久保田麻琴[クボタマコト]
1949年京都生まれ。ミュージシャン、音楽プロデューサー。同志社大学卒。74年、ロック・バンド「久保田麻琴と夕焼け楽団」でデビュー、ブルース、ロックからハワイアン、沖縄音楽まで混ぜた音作りが注目された。90年以降、ディック・リーなど、アジアの大衆的トップスターの音作りで名を上げ、「コーヒー・ルンバ」のインドネシア版はミリオン・セラーに。現在は、アジアや中東に取材した音・演奏・唄を再編集するコンセプト・アルバムのシリーズ「Blue Asia」などを進行中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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