出版社内容情報
2006年5月1日に施行される新「会社法」。この新しい法律はどのような背景のもとに制定されることとなったのか。旧法と比較すると技術的な改正であるだけに、条文を読むだけではわかりにくい新法の内容をわかりやすく解説するとともに、これからの会社、会社法の未来を展望する。
【目次】
はじめに
第1章 なぜ、いま新「会社法」か
1 世界に広がる「株式会社」
2 なぜ、いま新「会社法」か
3 会社法の考え方
第2章 株式会社の機関
1 なぜ法は株式会社に機関を要求するのか
2 株主総会とは何か
3 取締役・取締役会とは何か
4 監査とはなにか
5 委員会設置会社
6 役員の責任と株主代表訴訟
第3章 株式会社の資金調達
1 利害調整法としての会社法
2 株式と資金調達
3 配当と自己株式の取得
4 「株式」という仕組み
5 社債とは何か
第4章 設立、組織再編、事業再生
1 株式会社を設立するには
2 自由度を増した組織再編
3 不良債権問題と事業再生
第5章 会社法はどこへいくのか
1 ライブドアの衝撃
2 これからのコーポレート・ガバナンス
3 企業活動のグローバル化と会社法
4 会社法はどこへいくのか
あとがき
【著者紹介】
神田秀樹(かんだ・ひでき)
1953年生まれ。東京大学大学院教授。商法研究の第一人者。経済と法に関わる諸問題について積極的に発言している。専門は商法、証券法、金融法。著書に『会社法(第8版)』(弘文堂、2006)、『The Anatomy of Corporate Law』(共著、Oxford University Press 2004)、『ビジネス・タックス――企業税制の理論と実務』(共編、有斐閣、2005)ほか。
内容説明
「会社法」は上場企業から中小企業まで三〇〇万社以上ある日本の企業の基本法だ。「株式会社」という仕組みが圧倒的に普及し、「コーポレート・ガバナンス」の重要性に対する認識が国際的に高まる中、会社をめぐる環境は激変している。新法制定の背景と内容をわかりやすくコンパクトに解説しながら、会社の未来を展望する。
目次
第1章 なぜ、いま新「会社法」か(世界に広がる「株式会社」;なぜ、いま新「会社法」か ほか)
第2章 株式会社の機関(なぜ法は株式会社に機関を要求するのか;株主総会とは何か ほか)
第3章 株式会社の資金調達(利害調整法としての会社法;株式と資金調達 ほか)
第4章 設立、組織再編、事業再生(株式会社を設立するには;自由度を増した組織再編 ほか)
第5章 会社法はどこへいくのか(ライブドアの衝撃;これからのコーポレート・ガバナンス ほか)
著者等紹介
神田秀樹[カンダヒデキ]
1953年生まれ。1977年東京大学法学部卒業。東京大学大学院法学政治学研究科教授。専攻は、商法、証券法、金融法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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