岩波新書<br> ことばの由来

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岩波新書
ことばの由来

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  • サイズ 新書判/ページ数 193,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004309413
  • NDC分類 812
  • Cコード C0281

内容説明

「どっこいしょ」とは何か、「べそをかく」とは何をすることか。日常生活でなにげなく使っていることばや言い回しを取り上げて、その由来を丁寧に説き明かす。ことばというものの思いがけない生い立ちに目を見張り、日本文化と深くかかわりながら変遷してきた日本語の面白さ、豊かさ、隠されている先人の知恵などを感じ取っていただきたい。

目次

はじめに―「私」から
第1章 「どっこいしょ」とは何だろう―ことばのできかた
第2章 べそを「かく」、あぐらも「かく」―ことばと日本文化
第3章 ことばの広がり、意味の広がり―ことばの変化
第4章 匂いと香りはどう違うか―ことばの住み分け
おわりに―「あなた」へ

著者等紹介

堀井令以知[ホリイレイイチ]
1925年京都市生まれ。1949年京都大学文学部卒業。専攻は言語学。関西外国語大学教授、新村出記念財団理事長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zoe

15
ヤバいの元は、厄場。という事が書かれており、これが刷り込まれると、最近のヤバいは、実にヤバい使われ方に思えて仕方がない。全然肯定形の使われ方について。全然は否定形と習ってきたけれど、全然肯定形は、意外にも以前から使われていて、著者も戦時中に体験されているとの事。 2020/12/30

zoe

11
ヤバいの元は、厄場。という事が書かれており、これが刷り込まれると、最近のヤバいは、実にヤバい使われ方に思えて仕方がない。全然肯定形の使われ方について。全然は否定形と習ってきたけれど、全然肯定形は、意外にも以前から使われていて、著者も戦時中に体験されているとの事。 2020/12/30

Yohei

6
日本人の擬音語擬態語の感覚が、言葉となる瞬間を知ることができた。その感覚は昔の人達だけが持っていたものではなく、今の私たちにも通じるものである。手元に置いて再読したい。2019/03/12

ぬのさと@灯れ松明の火

4
言葉の由来について、項目立てて羅列している。類縁する語や、解説の展開からついでに出て来たような語も紹介されていて、面白い。2013/08/04

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
岩波新書愛好会】「どっこいしょ」は、「どこへ」から来たという。 「ゆびきりげんまん」は、指切り、つまり、指をつめること、げんまんは拳万とかき、拳骨で万回殴ることだという。 知っていれば、面白いこともあすし、知っていると怖いこともあることがわかった。http://bit.ly/10CJ7MZ2008/11/05

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