出版社内容情報
近代の第2幕が開かれつつある21世紀において,私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか.近年の市民社会論やデモクラシー論を踏まえつつ,新しい社会の像,政治の形を展望する,市民のための政治学入門.
内容説明
「第二の近代」に入りつつある二一世紀において、私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか。欧米で議論されている最新の市民社会論やデモクラシー論を紹介しつつ、現在の政治社会の変容を歴史的文脈の中で分析する。そのうえで、デモクラシーを深化させる新しい社会の像、政治の形を展望していく、市民のための政治学講議。
目次
第1章 近代社会はどう変わりつつあるか
第2章 「第二の近代」とその争点
第3章 新しい市民社会論
第4章 揺れる市民社会
第5章 討議デモクラシー
終章 市民の条件
著者等紹介
篠原一[シノハラハジメ]
1925年東京生まれ。1950年東京大学法学部卒業。東京大学教授、成蹊大学教授を経て現在、東京大学名誉教授。専攻はヨーロッパ政治史、政治学
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