岩波新書<br> 狂牛病―人類への警鐘

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岩波新書
狂牛病―人類への警鐘

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  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307594
  • NDC分類 645.36
  • Cコード C0236

出版社内容情報

最近,日本でも見つかった狂牛病,そしてそれが人間に感染した変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は,致死率100%ということで人々を恐怖につきおとしている.狂牛病はなぜおこったかを検証し,その現代文明における意味を考える.

内容説明

最近、日本でも発生が確認され大きな衝撃を与えた狂牛病、そしてそれが人間に感染したと考えられる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、死にいたる病ということで、ヨーロッパの人々を恐怖につきおとした。狂牛病はなぜおこったのか?現地取材や研究者へのインタビューをふまえて、その社会経済的な影響、現代文明における意味を考える。

目次

第1章 恐怖の始まり
第2章 狂牛病とは?
第3章 大混乱のイギリス
第4章 不安はヨーロッパ大陸へ
第5章 クレアさんの死
第6章 クウエニブル村の悲劇
第7章 大丈夫か?現代の食
第8章 揺れるヨーロッパ農業
第9章 狂牛病・日本上陸の衝撃
第10章 人類への警鐘

著者等紹介

中村靖彦[ナカムラヤスヒコ]
1935年仙台市に生まれる。1959年東北大学文学部卒業。NHKに入り、教育局農事部などを経て、解説委員になり、農業・食糧問題の分野を担当。米価審議会委員など歴任。現在、明治大学客員教授、女子栄養大学客員教授。「良い食材を伝える会」を推進している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

49
患者さんの親族にインタビューなさっていて、衝撃的な内容に驚いた。そして、現状はどうなっているのかも気になった。2016/02/02

刺繍好きの糸ちゃん

1
私たち世代にとって、プリオンなるものにより発症する狂牛病は衝撃をもって受け止めたが、今の学生さんは吉野家かた牛丼が無くなったことも知らない。知識を整理しようと思い手に取ったが、、、内容は、残念!! 著者は文系の方で、記述が正確でない。「〇〇が体の中に入って」とは、経口摂取なのか、空気感染なのか、、、科学教育の参考書としてはひっかかる記述で、、通読できなかった。。。他の書を探します。いえ、この著者の本は、他、食品流通に関するものとか読んでいるんですよ。ただ、病理的な記述は、無理だったんでしょう。2017/08/01

ココアにんにく

0
20011205

ジン

0
一般的知識がなかった私にとっては、問題の概略をつかむのには良かったと思う。難点は、一部にみられた非科学的記述。2015/03/08

Sosseki

0
ちょっと古い・・・その後は発生していないのだろうか?プリオンっていったい何かよく分からなかった。2012/08/03

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