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岩波新書
現代イラン - 神の国の変貌

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  • サイズ 新書判/ページ数 216p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307426
  • NDC分類 302.263
  • Cコード C0231

出版社内容情報

ホメイニーの革命は,中東随一の近代国家を女たちの黒いヴェールに象徴される神の国に変えた.イスラームと現代的価値観のせめぎあう社会の模索の跡をたどり,イランの人々がいま何を考えているかを共感をこめて描きだす.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kei

10
ペルセポリスのレポートがあるので、初めてイランについての本。イラン革命やホメイニー個人の事、その後のイランの発展について書いてある。最初の方が知識がないと理解しづらいが基本的には初歩的な本だと思う。本当中東ワケわからん。2016/07/12

さんまさ

5
現代と銘打ち、政治史社会史に特化した内容。10年以上前の著作ではありますが、いまイランにいて日々感じる印象考える問題と大きな違いはありません。流れは変わってないはず。なにもかも矛盾だらけで解消する糸口が見えない、鵺のような国ですね。まあ現代国家は多かれ少なかれそうですけど、特に。2015/01/24

おらひらお

5
2001年初版。イスラム色の中でも外部からの色付けが濃いイランの現代史です。関心がある章だけ読んでも面白い一冊です。今日、改訂版が読みたい一冊ともいえます。2012/09/07

おとや

4
個人的に現在日本を代表するシーア派、イラン研究者のひとりと認識している桜井さんの、15年ほど前に書かれたイラン・イスラム共和国の概説書。革命からハータミー政権中盤あたりまでの流れが、イ・イ戦争、エグザイル、神学校、若者といったテーマごとに章立てられて解説されている。非常に読みやすく、今まで断片的に頭に入っていた知識が改めて整頓された気がする。ハータミー政権時代にイランブームがあったのか、この辺りまでが纏められた日本の書籍は結構あるのだが、その後のアフマディーネジャード政権やロウハニー現政権について分析2015/04/22

i-miya

3
聖都ゴム。2006.06 第八期大統領選挙、ハータミー再選、圧勝、77%獲得。文明国の対話、主張。イスラム教徒として誇りを失うことなく、欧米日から何を学べるか見極める姿勢。ヴェラーヤテ・ファギーフ(イスラム法学者による統治)。レザー・ハーン、ガージャル朝廃止しパフレヴィー朝レザー・シャー・パフレヴィーとなる。<アーリア人の国>=イラン。イスラム勢力の弱体化をはかる。ハーン、土地改革、宗教寄進地、モスク、神学校の維持運営ワクフに依存。このとき60歳、ホメイニー、ゴムで教鞭のイスラム法学者、1902生まれ、エ2009/07/25

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