岩波新書<br> 宇宙からの贈りもの

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岩波新書
宇宙からの贈りもの

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  • サイズ 新書判/ページ数 219p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307396
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0244

出版社内容情報

2度の宇宙体験から毛利さんが得たものは何か.案外楽しい宇宙ぐらし,ノーベル賞級の発明も夢ではない科学実験,きびしい宇宙飛行士の訓練.貴重な体験を紹介しながら,私たちにソフトで力強いメッセージを発する.

内容説明

一九九二年と二〇〇〇年、二度の宇宙体験から、毛利さんはあふれるほどの贈りものを受けとった。意外に楽しい宇宙ぐらし、ノーベル賞級の発明も夢ではない科学実験、きびしい宇宙飛行士の訓練、地球上の子どもたちとの交信。それらの貴重な体験を紹介し、私たちの生き方・考え方について、おだやかながら強いメッセージを発信する。

目次

1 これが宇宙空間だ
2 あこがれの宇宙飛行士へ
3 宇宙ぐらしも悪くない
4 宇宙で科学実験
5 地球を見る、そして帰還
6 国際宇宙ステーションの可能性
7 ユニバソロジの世界観
付 2度目の宇宙飛行から帰って

著者等紹介

毛利衛[モウリマモル]
1948年北海道生まれ。1972年北海道大学大学院理学系研究科修士課程修了。南オーストラリア州立フリンダース大学大学院博士課程修了。北海道大学工学部助教授、宇宙開発事業団を経て現在、日本科学未来館館長、宇宙開発事業団非常勤宇宙飛行士、理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キコ

10
「毛利衛、ふわっと宇宙へ」の内容と重複するところもあるが、こちらはより宇宙生活や宇宙飛行士の仕事などについて掘り下げています。「宇宙で科学実験」の章はなかなか難しい。宇宙飛行士は限られた無重力時間の中で数多くの実験をやらなければいけないから、自分の専門分野だけでなく、化学、生物、物理、医学など色々なことに通じていなければならないんだな、と。毛利さんが北大で核融合の研究をされていたことを恥ずかしながら今まで知りませんでした。2016/04/09

パンジャビ

3
普段、こーゆー本読まないんだけど、ご縁があって。毛利さんのお話って本当に分かりやすいなーと思ってたけど、初めて本を読んで、やっぱり本当に頭いい人だなーとしみじみ。宇宙飛行士だから、体力知力共に優れてるってのは分かってるけど、例えば科学実験の内容を分かりやすく説明してくれて、とても面白かった。本当に頭いい人は、難しい事を分かりやすく話せるよね。宇宙での生活の詳細とか、スケジュールとか、全然知らなかったので、目鱗の内容が続々。そして毛利さんは科学者だけど、哲学的な話も出てきたり、とにかく視点の広さに驚いた。2021/05/22

ぺぽかぼちゃ

3
宇宙飛行士毛利衛さんの本。読みやすくてサクサク読めるが、宇宙に行くことのできた人、そして帰ってこれた人ならではの考え方を聞くことができる良著。若い人に読んで欲しい2017/09/27

ぴざてゃ

3
宇宙飛行士の中で毛利さんがいちばん好きなの。 宇宙から見た地球、毛利さんの考え方、細かく書いてあって、苦しいことを乗り越える方法とか、私と違いすぎて人間力高いなぁって。 宇宙飛行士かっこいいよ。やっぱり。2016/11/16

7kotae

2
宇宙とはどういうところか、宇宙飛行士は何をするのか…という具体的な体験談・解説から始まり、後半では著者が宇宙で感じたことが『ユニバソロジ』という概念として纏められている。世界とは何か、生命とは何だろうか、その共通性…哲学的だなあ。書かれたのが10年前なので少し古いデータもあるが、宇宙に興味がある人ならきっとわくわくする。2012/02/18

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