岩波新書<br> 経営革命の構造

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岩波新書
経営革命の構造

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004306429
  • NDC分類 336
  • Cコード C0233

出版社内容情報

突出した個人のアイデアを最適な組織が実現して経営革命は達成される.産業革命からシリコンバレーまでの経営革新を描く,経営者,ビジネスマン,企業家を目指す学生必読の経営通史.すべてはベンチャービジネスから始まった!

内容説明

経済構造の大変革期の今こそ経営史に学ぼう。経営革命に取り憑かれた人々の夢と挫折。いつの時代も突出した個人が歴史を変えた。産業革命からシリコンバレーまでの技術と組織のイノベーションをたどり、二一世紀を展望する経営通史。経営者、ビジネスマン、企業家志望の学生必読。すべてはベンチャービジネスから始まった。

目次

第1章 イギリス産業革命の技術と企業家(産業革命前後における機械の発達;蒸気機関の完成;産業革命期の企業家像)
第2章 アメリカにおける経営革命(アメリカにおける鉄道の影響;製鉄王アンドルー・カーネギー;ロックフェラーとスタンダード・オイル)
第3章 ビッグ・ビジネスの組織革新(経営階層の出現;多角化戦略と組織革新;自動車産業の組織進展―フォードとGM)
第4章 日本型組織革命の進展(高度経済成長と大型設備投資;ニクソン・ショックと石油ショックによる主役交代;ポスト・フォーディズムとしてのカンバン方式)
第5章 シリコンバレー・モデルの登場(情報革命がもたらしたシステム;二〇世紀モデルを超えて)

著者等紹介

米倉誠一郎[ヨネクラセイイチロウ]
1953年東京生まれ。1977年一橋大学社会学部卒業。1979年一橋大学経済学部卒業。1981年一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。1990年ハーバード大学Ph.D.(歴史学)。現在、一橋大学イノベーション研究センター教授。専攻は経営史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
岩波新書愛好会】経営とは個人が大事だということが分る。 人の意思なくして「法人」の意思がないことが理解できました。 会社経営は利益ではないことも分りました。 Going Concernとして、継続するためには、利益が必要ですが、 新しいものを作るときには、利益優先では達成できない。 2つの力をやじろべえのように、ゆらゆら揺れながら、 長期的には均衡を図ることが大事なのだと。岩波新書一覧 http://bit.ly/12LkZWe2010/03/14

中島直人

3
産業構造の転換期には必ず経営におけるイノベーションがあったとの著者の視点は非常に興味深い2011/02/19

大きなお友達

1
読んでから時間がたっているのでうろ覚えですが、技術に関しての簡単な理解を必要としたように思います。具体的にどういうものなのかの挿絵なり動画がほしいです。ふつうにさらっと読んでも楽しくはないでしょう。著者(米倉氏)のまた別の本をお勧めします。2013/07/29

中島直人

1
危機的な日本の状況を鑑みれば、今こそマネジメントレベルのイノベーションが必要となっているのではないか。2012/11/15

shouchann

0
需要と供給の不均衡が過大になると、供給側にイノベーションが起こり、生産が拡大する。生産が拡大すると、製品の価格が下がり、既得権益者に不満が生じ、偉大な発明家といえども、迫害を受け、不遇に遭遇することも稀ではないことを教えられた。 成功には能力と努力だけでなく、時代の運、不運が大いに関係している。2015/02/15

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