出版社内容情報
現代人にとって余りにも身近で切実なアルコール中毒.それはどんな病気で,どう治療するのか,できるのか.だれもが知っておくべきことが,患者として訪ねて来たある高校の先生と医者の対話を通じて,一つ一つ懇切に語られる.話はこの病気の社会的・文化的な背景にも及び,杯の向こうに哀切にして深刻な人生ドラマが見えてくる.
内容説明
現代人にとって余りにも身近で切実なアルコール中毒。それはどんな病気で、どう治療するのか、できるのか。だれもが知っておくべきことが、患者として訪ねて来たある高校の先生と医者の対話を通じて一つ一つ懇切に語られる。話はこの病気の社会的・文化的な背景にも及び、杯の向うに哀切にして深刻な人生ドラマが見えてくる。
目次
第1章 最初の面接
第2章 意志か意地か
第3章 アルコール中毒はいかにうまれたか
第4章 再飲酒という失敗
第5章 個人的な経験
第6章 自助グループ(AAや断酒会)
第7章 人生の物差し
第8章 アルコール問題の今
著者等紹介
なだいなだ[ナダイナダ]
1929年東京に生まれる。1953年慶応義塾大学医学部卒業。現在、作家・精神科医
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