岩波新書<br> 脳と神経内科

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岩波新書
脳と神経内科

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  • サイズ 新書判/ページ数 230,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004304753
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0247

出版社内容情報

字が読めない,テンカン,パニック障害,痴呆,話題の狂牛病など,神経系の中枢=脳の障害は多く,むずかしい.それらの障害部位と原因はどこにあるのか,治療はどのように行われているのか.好評『神経内科』第2弾.

内容説明

字が読めない、テンカン、パニック障害、アルツハイマー病など、神経系の中枢=脳の障害は多く、むずかしい。それらの障害部位と原因はどこにあるのか、知識と経験にもとづいた名探偵もどきの推理力で神経内科医は診断し、治療をおこなう。精密であるがゆえに、細菌やウイルス、薬に弱い脳の病を解説する。好評『神経内科』第二弾。

目次

1 五感のゆくえ―感覚処理
2 脳はすべてを支配する―神経内分泌など
3 ケイレン―テンカンとこむら返り
4 ボケはむずかしい―痴呆
5 狂犬病とノーマクエン―中枢神経感染症1
6 狂牛病とHAM―中枢神経感染症2
7 燃える細胞―ミトコンドリア脳筋症・筋障害
8 頭の中の腫れもの―脳腫瘍
9 スモン

著者等紹介

小長谷正明[コナガヤマサアキ]
1949年千葉県に生まれる。1975年名古屋大学医学部卒業。1979年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。専攻、神経内科学。現在、国立療養所鈴鹿病院院長、医学博士、日本神経学会評議員、日本自律神経学会評議員、日本神経病理学会評議員
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobinobi

1
専門的なことは流し読みしたが、参考になった箇所を挙げておく。味覚や嗅覚は感情にふかく関係している。感覚は生命維持のためのインテリジェントシステムのインフォメーションシステムである。2017/11/09

カミツレ

0
前の本がおもしろかったので、続編も読みたくて。

さくた

0
面接の為の勉強①

空箱零士

0
前著に『神経内科』があることを知らなかった上での読書。タイトルの通り、神経と脳の関係を述べた上で、様々な脳にまつわる病気の解説と、治療に関する現状を紹介。失読症やケイレン、アルツハイマーに狂犬病に狂牛病と比較的メジャーなものが多い。神経と脳っていうだけに、読んでてちょっと怖くなってくる病気が多い。テンカンに罹った人が会議中に突然立ち上がって名古屋駅に行ったりとか、ヤコブ病の圧倒的な破壊力とか。ただしこの本、初版が1996年と情報が割と古いのがネックか。それでも「脳の病気って怖いな」という実感に変わりない。2012/02/12

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