出版社内容情報
タバコをやめたいのにやめられない――こうしたタバコ依存になる秘密をとくカギは,実はニコチンという薬物への依存状態にあることがわかってきた.ここでは近年の精神医学の研究成果を紹介しつつ,症状や飲酒との関連,パーソナリティと喫煙など,ニコチン依存のさまざまの特徴を明らかにし,あわせて依存からの脱出の方法を探る.
内容説明
タバコをやめたいのにやめられない―そう思っている人は多いだろう。こうしたタバコ依存をとくカギは、実はニコチンという薬物への依存状態の解明にある。ここでは近年の精神医学の研究成果を紹介しつつ、ニコチン依存の症状や飲酒との関連、パーソナリティと喫煙などさまざまの特徴を明らかにし、あわせて依存からの脱出の方法を探る。
目次
序章 喫煙の歴史と実態
1章 タバコ依存はニコチン依存
2章 タバコ・ニコチン・脳
3章 アメリカのニコチン依存研究
4章 ニコチン依存の特徴
5章 飲酒・ストレス・喫煙
6章 喫煙と精神医学
7章 依存脱出への道
著者等紹介
宮里勝政[ミヤサトカツマサ]
1944年沖縄県那覇市に生まれる。1969年広島大学医学部卒業、東京慈恵会医科大学入局。1980‐82年アメリカ合衆国国立薬物乱用研究所へ留学。現在、聖マリアンナ医科大学神経精神科助教授。専攻は精神医学
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感想・レビュー
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kinkin
5
この本を読んだからといってタバコを止められることはない。タバコの依存いついてその仕組みが書かれている。2014/03/01
讃壽鐵朗
2
これを読んだら、禁煙できないかも知れないと感じたものだった
アメヲトコ
1
精神医学の立場から依存症の仕組みを科学的に解き明かしていく内容で、脳と体の不思議さがよくわかります。20年も昔の本なので、最新の研究だとどれくらいアップデートされるのかが気になるところ。2013/04/13
やくん
1
1993年のもの。最新のデータで同項目比較しているのがあれば読む。2012/12/10
smj
0
実験データが古かった2011/07/30