出版社内容情報
情報洪水のなかで,多くの人々が無力感や焦燥感に包まれている現代社会.それをボランティアによって変えていけるのではないか.献身や慈善といった旧来のイメージを超え,気負うことなく,参加できるボランティアとは? 企業の社会貢献活動はなぜ必要か.情報・ネットワーク論の旗手が様々な新しいうねりを紹介し,その意義を考える.
内容説明
情報洪水のなかで、多くの人が無力感や焦燥感に包まれている現代社会。ボランティアは、それを変えるための「手掛かり」になるのではないか。献身や慈善といった旧来のイメージを超え、誰もが気負うことなく参加できるボランティアとは?企業の社会貢献はなぜ必要か。ネットワーク論の旗手が新しいうねりを紹介し、その意義を考える。
目次
第1章 ボランティアの楽しさ―不思議な関係と意外な展開(七六歳にして「現役」のボランティア;青梅の小学校とフィラデルフィアの街角から ほか)
第2章 ボランティアのかかわり方(分断された社会と巨大システムの鉄の檻;相互依存性のタペストリー ほか)
第3章 つながりをつけるネットワーク・プロセス(ふさわしい場所を空けておく;ボランティア・イン・スピリット ほか)
第4章 本来的で豊かな関係性(「お金に換算しない」価値;尊厳ある対等な関係 ほか)
第5章 もうひとつの情報社会(情報の提示する新しい価値観;企業の社会貢献活動はなぜ必要か ほか)
著者等紹介
金子郁容[カネコイクヨウ]
1948年東京都に生まれる。1971年慶応義塾大学工学部卒業。1975年スタンフォード大学Ph.D.(工学博士号)取得ウィスコンシン大学準教授、一橋大学教授を経て、現在、慶応義塾大学教授。専攻は情報論、ネットワーク論、非営利組織論
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