出版社内容情報
「三顧の礼」「水魚の交わり」「天下三分の計」などで有名な孔明．「三国志」でもその人間像は秀れた軍師として，仁愛の丞相として，また篤い忠義の人として描かれ，永く人びとの敬愛を集め語りつがれてきた．遠大な理想の実現のために身命を賭した智略家の生涯を，後漢末から三国の時代相を縦糸に，魁偉な英雄たちの姿を横糸に描く．
内容説明
「三顧の礼」「水魚の交わり」「天下三分の計」などの言葉で有名な孔明。「三国志」では、類いまれな軍師として、仁愛の丞相として、また篤い忠義の人として描かれ、永く人びとの敬愛を集め、語りつがれてきた。遠大な理想の実現のために身命を賭した智略家の生涯を、後漢末から三国時代にかけての時代相を縦糸に魁偉な英雄たちの姿を横糸に描く。
目次
序章 三国前夜
１章 家族と師友
２章 三顧の礼
３章 赤壁の戦い
４章 天下三分
５章 永安託孤
６章 北伐
７章 秋風五丈原
終章 三国の終焉
著者等紹介
立間祥介［タツマショウスケ］
１９２８年東京に生まれる。善隣外事専門学校卒業。専攻は中国文学。現在、慶応義塾大学教授
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感想・レビュー
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S.Mori
13
諸葛孔明の生涯を紹介する新書です。劉備などの彼に関わりのあった人物たちのことも書かれており、三国志入門としてもぴったりです。本書を読むと、諸葛孔明は人の才能を生かすことに長けた人物であることが分かります。有名な三顧の礼の元になった出来事では、自分の所にたずねてきた劉備に漢再興の道筋を示しながら、指揮官としての彼の才能を引き出す助言を行っています。力のある軍師と言っても、自分一人だけでは戦うことはできません。まわりとの協力や信頼を大切にしながら、自分の務めを果たす大切さを諸葛孔明の生涯は教えてくれます。2020/05/05
takao
3
ふむ2024/02/15
ぱっぱ64
1
NHK人形劇『三国志』にも関わっていた立間さんが孔明について淡々と述懐している。 小中学生のときにハマったこともあり、新しい発見は無かったが 昔を懐かしみながら読了。2019/10/07
さるきち
0
読み終わるのに難儀した。でも、なかなか良く調べて書かれている。2017/11/07
OZ
0
三国志演義を読み終えてから読めばよかったと後悔orz 2015/01/28
