岩波新書<br> 地方からの発想

岩波新書
地方からの発想

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784004301387
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

「地方の時代」が謳われて久しいが,現実には東京一極集中がいっそう進行している.真の豊かさを地方から実現する道はないのか.通産官僚から大分県知事に転身し,いまや海外からも注目される一村一品運動の提唱者として知られる著者が,地方の苦境を中央にぶつけてきた模索の十余年をふり返りつつ,新たな戦略を語る.

内容説明

「地方の時代」が謳われて久しいが、現実には東京一極集中がいっそう進行している。真の豊かさを地方から実現する道はないのか。通産官僚から大分県知事に転身し、いまや海外からも注目される一村一品運動の提唱者として知られる著者が、地方の苦境を中央にぶつけてきた模索の十余年をふり返りつつ、新たな戦略を語る。

目次

序 逆風をついて
1 一村一品運動―これまで・いま・これから(私はなぜ一村一品運動を提唱したか;運動はどのように展開したか;人づくり、豊の国づくり塾;一村一品運動への疑問に答える;一村一品とローカル外交)
2 ハイテクとローテク(海の都と空の都;豊の国テクノポリス;テクノポリスはソフトポリス;地場企業に技術移転を;マリノポリスとは何か;ニューメディアは地域を活性化するか)
3 高齢化社会の生き方
地域の文化
地方自治と地方分権

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

多分、器用です

3
村おこしや地域おこしの方法ある意味決定版。古典と言われるのも納得。2014/06/19

kaizen@名古屋de朝活読書会

3
岩波新書愛好会】大分県知事で、大分のために貢献した人であるので、単に、中央官庁の役人の発想を脱していないという批判だけをするのでは不十分かもしれない。 ただ、東京から引張ってくるとりまきには、本当に地方のことを考えている人は多くないかもしれない。 本当に、地方に根差した発想で、書き直すとよい作品になるかもしれない。2010/03/14

みい⇔みさまる@この世の悪であれ

2
☆×5.0…今だからこそ、著者のような人が必要とされるのかもしれませんね。何かと問題を抱えつつある世の中だからこそ。大分がここまですごいことをなしえていたのはまったく知りませんでした。農業技術を残しつつハイテクと共存していく…参考にすべくところは20年以上前に書かれたとしてもたくさんあると思いました。農業、漁業といい本当に20年前に書かれた本なの?と疑いたくなるぐらいに内容が濃厚なのです。2012/08/21

活字の旅遊人

1
これ、ワクワクしたよなあ。

sho

0
一村一品運動による地域振興運動の成功により、地方主導の地域政策が指向されるようになった。地域ごとのブランディング戦略が地方を豊かにするための処方箋であることは疑いようのないことであり、その潮流を大分県知事である平松氏がつくったと言えよう。2020/07/18

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