岩波新書<br> チェルノブイリ―アメリカ人医師の体験〈下〉

岩波新書
チェルノブイリ―アメリカ人医師の体験〈下〉

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  • サイズ 新書判/ページ数 226p/高さ 17X11cm
  • 商品コード 9784004300519
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0298

出版社内容情報

一九八六年四月二六日,ソ連のチェルノブイリ原子力発電所で大惨事が発生! その六日後,米国の医師R.P.ゲイルはモスクワへ飛んだ.骨髄移植の世界的権威である彼は,ソ連の医師たちとともに,放射能をあびた人々の治療に当たる.その貴重な体験に,ソ連市民とのふれあい,ゴルバチョフとの会見をまじえ,「核」の恐怖を警告する.

内容説明

原子力発電所の事故以来、ゲイルはたびたびソ連を訪れる。謎の人物ハマーとともに行われた米政府首脳との会見。無人の町、チェルノブイリへの旅。心通わせた患者たちの相次ぐ死。彼を襲う、医師としての無力感。そして著者は、「核」時代を生きる私たちにできることを問いかけ、「みんな、チェルノブイリのそばに住んでいる」のだ、と結ぶ。

目次

第3部 続くモスクワへの旅(シュルツ国務長官との会見;チェルノブイリへ;医者として何ができたのか;再びチェルノブイリへ;チェルノブイリから学んだこと)
第4部 最後の警告(原子力発電への提言;核の時代に生きる)

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