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岩波新書
プロ野球審判の眼

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004203513
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

昭和十一年の発足以来,半世紀を経た日本のプロ野球.その華麗なる世界を支える孤独な審判生活を四十余年続けた元セ・リーグ審判部長が,名試合・珍プレーを回想し,苦心や失敗談もまじえつつ胸の内を初めて明かす.「ホームラン性のフライが鳥に当たってグラウンド内に落ちたら?」など,野球規則の面白さを伝える〈100問100答〉も収録.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

48
無類のおもしろさ。野球の審判とは、想像以上に神経を使い、責任の重い仕事だった。著者はプロ野球草創期から、選手・監督として活躍。長年審判を続け、生涯を球界で過ごした。驚いたのはプロ野球史上最初の試合の第1打者として1球目を打った人であること。おそれいります。今なら「珍プレー・好プレー」としてテレビで紹介される古典例を数多く紹介。後半のQ&Aを読むと、これは一種の法理論ではないかとさえ思った。そして審判は、何より信念と眼力が大切なんだと。2017/11/02

tochork

4
審判の苦労談。実直な語り口から人間味を感じる。誤審に対する姿勢もよい。しかしたしかに背筋が伸びたが、だからといって近年の横暴は許さぬ2012/09/26

Cs137

2
この本はプロ野球ファンなら是非読んでおいて損はない。前半はプロ野球選手を引退した後に審判員となった著者の経験をもとに、主に審判目線からプロ野球の歴史が語られており、実に興味深い内容となっている。後半のクイズ形式によるルール解説も、中にはそうそうありえないシチュエーションのものもあるが、非常に楽しめる。素晴らしい一冊だった。2018/04/28

tora

2
激務であるのに選手からも観客からも文句を言われなかなか報われない審判という役割。プロ野球創成期の話は実に興味深かった。昔はHRの打球を着弾地点でフェアかファールを判断していたなんて知らなかった。第二部の100問100答がなかなか難しくて頭をひねりながら読んだ。審判の方はこんなのを瞬時に判断してるんですね。2017/04/09

きのやん

2
プロ野球創成期の裏話、当時のメジャーの逸話など興味深い。古い野球人の本を読むといつも感じるのは、日本の野球のレベルが決して上がってはいないということだ。そろそろ球界関係者は真摯に認めるべきではなかろうか。2014/10/13

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