岩波新書<br> 摩擦の話

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岩波新書
摩擦の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004160335
  • Cコード C0242

出版社内容情報

摩擦という現象ほど日常生活に密接なものはない.人が歩くのもマッチで火がつくのもヴァイオリンで音楽をかなでるのも,すべて摩擦現象を利用している.現在では工業技術の精密化・高速度化によって,摩擦をいかに処理するかが重要問題となってきた.摩擦についての研究史からはじめて,技術の世界での摩擦との闘いに説き及ぶ.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

youmaysay

3
古い本だけれどとてもおもしろい。摩擦という現象がいかに日常生活に密接に関連しているかを色々な具体例を出して示し、摩擦研究の歴史などについても触れられている。2014/08/10

kaizen@名古屋de朝活読書会

2
機械屋さんとお話することがよくあります。 摩擦は、機械工学の基本技術の一つです。 本書では、具体的な話と、理論的な話がちょうどよく混ざっていて、勉強にもなるし、ためにもなります。 レオナルド・ダ・ヴィンチ、アモントン、クーロンなどの歴史。 生活、遊び、スポーツのなかの摩擦減少。 表面と表面張力、乾燥などの摩擦の仕組み。 製品開発における摩擦との戦いなど幅広い内容です。2008/03/08

0
古い本なのだが、今でも原理の理解には適しています。また、最近知りましたが、この曾田氏の先生が、富塚 清氏だそうです。(富塚 清氏は『動力物語』岩波新書, 1980、の新装版『‎動力の歴史 増補新訂版』三樹書房, 2002の著者)

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