出版社内容情報
「7月事件」の発生.反革命勢力の攻勢.コルニーロフの反乱の蹉跌….事態は大きな転機を迎え,十月革命に向けて確実に歩を進めてゆく.息づまるような緊迫した局面を,トロツキーは精細な筆致で描破する.(全5冊)
内容説明
兵士・労働者による反政府武装デモ「七月事件」の発生。反革命勢力の攻勢。ケーレンスキーの陰謀。コルニーロフの反乱と、その蹉跌…。事態は大きな転機を迎え、十月革命に向けて確実に歩を進めてゆく。息づまるような緊迫した局面を、トロツキーは精細な筆致で描破する。全五冊の第三巻。
目次
第2巻 十月革命(「七月事件」―準備と始まり;「七月事件」―最高潮と壊滅;ボリシェヴィキは七月に権力がとれたか?;大々的な誹謗中傷の月;反革命の台頭;ケーレンスキーとコルニーロフ―ロシア革命でのボナパルチズムの要素;モスクワ国政協議会;ケーレンスキーの陰謀;コルニーロフの反乱;ブルジョアジーと民主主義者との力くらべ)