岩波文庫<br> 戦争論〈上〉

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岩波文庫
戦争論〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 369p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003411513
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0131

出版社内容情報

ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して,近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である.なお,戦史の理論的問題に正しい視点を提示し,戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする.軍事専門家のみならず,エンゲルス,レーニンなどにも多くの影響を与えた.

内容説明

戦争の形態はナポレオン一世により本質的な変貌をとげた。戦争は政治の手段にほかならないとの観点から近代戦を精密に分析し、戦争の原型と本性を見極めた本書は、戦争哲学に新生面を拓いて軍事にとどまらず広く影響を与えた。(上)には第一‐三篇を収録。

目次

第1篇 戦争の本性について(戦争とは何か;戦争における目的と手段;軍事的天才 ほか)
第2篇 戦争の理論について(戦争術の区分;戦争の理論について;戦争術か戦争学か ほか)
第3篇 戦略一般について(戦略;戦略の諸要素;精神的量 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ビイーン

32
本書はとっつきにくく難解である。近年の日本は平和を語り戦争を回避するだけしか言わない政治家ばかりで嘆かわしい。ウクライナ戦争は他人事ではない。日本もロシアと国境を接し危機感は同じ。クリミア半島よろしく侵略者はすこぶる平和的に少ない兵力で敵国に侵入してくるのだ。2023/08/31

TALOS

9
歴史への認識を深めるためのツールとして読んだ今作品ですが…とても難しかったです。内容が哲学的な部分も多々あることから、毎回頭を抱えながら読んでいました。しかし、戦争という国家プロジェクトを指揮する将軍の心構えのようなものは歴史認識を深めるだけでなく、現代においても生かせるものがあるような気もしなくもありません。このあと時間をかけて中・下巻も読みますが現場の人間の立場で戦争を記した宮本武蔵の「五輪書」と将官・参謀クラスの立場で書かれた今作品は好対照な部分もあると感じます。2018/10/02

isao_key

7
読むのに時間がかかった。訳者の解説にも本書の戦争に関する重要な概念は、すべて全体的、体系的観点から規定されているため、読者も部分を解するのに全体理解をもってする用意が必要になることが書かれている。また同語意義や異語同義語があり、言葉の足りないまた重複している箇所もあるため、読者がそれらを読み分ける必要があるという。戦争の本質について、戦争はけっきょく戦闘力の物理的量を実際に使用して決戦を求めるものではなくて、彼我双方の有する物理的量の比率を勘案して勝敗を決定するにすぎないと、クールに述べている。2013/06/07

KAZOO

7
いよいよ戦略論の古典ともいうべきクラウゼヴィッツの戦争論3巻に取り掛かりました。今まではこの周辺の解説書やリデル・ハートの戦略論を読んできましたが、やはり読むのに時間と忍耐が必要になります。1巻だけを読んだだけなのですが、日本語でもかなり難しい感じがします。この分野に本当に興味のある人でないと最後まで読めないかもしれません。2013/04/07

あかつや

6
戦争とはなにかということを理論的に体系化した本。戦争におけるいちいちを定義して、あやふやな部分を取っ払おうという仕事で、ぼんやりを言葉にするんだから当然ちょっと小難しくなる。「戦争とは一種の強力行為で」「相手に我が方の意志を強要する」を旨とするそうで、現在はウラジーミルくんにそれをやられて世界的に困ったことになっているわけだ。で、そうならないように政治でなんとかならなかったのか、みたいな声が聞こえたりするけど、実は戦争は政治の一形態であり、あくまでも手段の違う「政治の継続」にすぎない、と。ほんと困ったね。2022/03/12

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