出版社内容情報
一八四一年に創刊され,一九九二年まで刊行をつづけた諷刺週刊誌『パンチ』は,イギリスの政治・社会の諸現象を鋭く描きだし,イギリスのユーモアの典型として広く愛読されてきた.本書には,創刊から三○年間の『パンチ』から,ロンドン万博,女性のファッション,テムズ川の汚染等に関する諷刺画を収録,激動の時代相をつたえる.
内容説明
1841年に創刊、1992年まで刊行をつづけた諷刺週刊誌『パンチ』は、イギリスのユーモアの典型として広く愛読されてきた。本書には創刊から30年間の『パンチ』から、ロンドン万博、テムズ川の汚染等に関する諷刺画を収録、激動の時代相をつたえる。図版104枚。
目次
1 飢餓の1840年代
2 鉄道マニアとバブル
3 ロンドン万国博覧会と水晶宮
4 繁栄の裏側―病めるロンドン
5 テムズ川汚染―飲み水の危機
6 子どもの情景
7 女性解放への道―ブルーマー旋風
8 ファッションの季節―クリノリン・スタイル