出版社内容情報
日本曹洞宗の開祖道元(一二〇〇―五三)が,自らの宗教体験を述べ,坐禅によって到達する正法の悟りの内容を様々な面から説く.「正法」は正しい仏の教え,「眼」はあらゆるものを照らし,「蔵」はあらゆるものを包む意.七十五巻本と十二巻本の全巻,および付巻として「菩提薩〓四摂法」など五巻を収め,この大著の全容を示す.
内容説明
一二三一年の「〓道話」から五三年の「八大人覚」まで、道元がその後半生を費し、完成をみることなく寂した大著『正法眼蔵』。四には、七十五巻本の残り三巻、十二巻本全巻、さらに「菩提薩〓四摂法」など五巻を収め、その全容を示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Darbytime
1
本来言葉にできないはずのことを言葉にしようと努力した本。何が言いたいかはぼんやり理解できたと思ってるがそれを人に説明するのは無理。2018/05/20
amanon
1
何とか読み終えたか…というのが、正直なところ。はっきり言って、その内容の十分の一も理解していない。それでもなぜか意地になって読んでいた。しかし、あえてそうやって読んでいたというのは、おそらくなにがしか引っかかったものがあったということだろう。ただ、これまでテキスト中に引用されている漢文による仏典には字面に目を通すだけだったのだが、今回はかなり積極的に読み下そうと努力したため、少しだけ漢文に強くなったような気がする(苦笑)。2008/09/06
koshia
0
円かなる月を夢見し孤月かな2023/09/07