岩波文庫<br> 正法眼蔵〈2〉

岩波文庫
正法眼蔵〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 484p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784003331910
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0115

出版社内容情報

日本曹洞宗の開祖道元(一二〇〇―五三)が,自らの宗教体験を述べ,坐禅によって到達する正法の悟りの内容を様々な面から説く.「正法」は正しい仏の教え,「眼」はあらゆるものを照らし,「蔵」はあらゆるものを包む意.七十五巻本と十二巻本の全巻,および付巻として「菩提薩〓四摂法」など五巻を収め,この大著の全容を示す.

内容説明

道元は若き日の修行中、語録を読むことをやめ座禅に専心した。しかし後年の彼は、座禅によってのみ真理に到達するという論理と方法を多岐にわたって説いてやまなかった。その集成が『正法眼蔵』である。(2)には、19巻「古鏡」から43巻「助法実相」を収める。

目次

第19 古鏡
第20 有時
第21 授記
第22 全機
第23 都機
第24 画餅
第25 渓声山色
第26 仏向上事
第27 夢中説夢
第28 礼拝得髄
第29 山水経
第30 看経
第31 諸悪莫作
第32 伝衣
第33 道徳
第34 仏教
第35 神通
第36 阿羅漢
第37 春秋
第38 葛藤
第39 嗣書
第40 栢樹子
第41 三界唯心
第42 説心説性
第43 諸法実相

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

魚京童!

18
さっぱりわからなかった。これがわかったって言えば、わかった気になっただけだろうって言われて、わからないといえば、努力が足りないからだって言われるのだろう。かといって、逐次に辞書を引いて読んでいけば、意味はわかるのだろうが、全体としてぼやけてしまう。そんなことを思いながら繰り返して読んでいるうちに悟りが開かれ、座禅こそすべてって言い始めるのだろう。ぜんぶルビを振ってほしいし、全文解説を入れてほしい。でもわからないことをわからないまま読み進めることができなくなるな。わからないことをわかるって難しいな。わかるこ2022/07/01

NASUCUBE

1
幾度も立ち返っている書。今回は本筋とは異なることを考えていて、その扶のために。入れ子と多層の構造になった諸物語の外、さらに外と、全体を包む(全体から成る)世界の形を求めるときに通る、ひとつの通り道としての仏教。限定された宗派を信じる信じないといった選択問題の領域とは異なる。2014/10/20

kazunoya

1
2003/7/21

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