出版社内容情報
「素晴らしい悟りは一度徹底的に意識を無くすることが必要である.ここに提示された『無』の字こそ,まさに宗門に於いて最も大切な関門にほかならない」――中国宋代の僧無門慧開(一一八三―一二六〇)が編んだ公案集『無門関』は,「狗子仏性」を初関として全四八則,いわゆる「東洋的無」「絶対無」の原典として世界的に著名.付・現代語訳.
内容説明
「犬にも仏性がありますか」という問いに、趙州禅師は「無!」と答えた。ここに提示された「無」の字こそ宗門に於て最も大切な関門にほかならない―中国宋代の禅僧無門慧開(1183‐1260)が編んだ公案集『無門関』は、「趙州無字」を初関として全48則、いわゆる「東洋的無」「絶対無」の原典として世界的に著名。付・現代語訳。
目次
趙州狗子
百丈野狐
倶胝竪指
胡子無鬚
香厳上樹
世尊拈花
趙州洗鉢
奚仲造車
大通智勝
清税孤貧〔ほか〕
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