出版社内容情報
ロシア船来航に刺激され,「海国の武備は海辺にあり」として,水戦・銃砲戦への備えを説き,さらに国家の経済について論じた国防論.1787(天明7)年から91(寛政3)年にかけて刊行された.幕府の咎めるところとなり,絶版,板木没収,作者の林子平(1738‐1793)は禁固を命ぜられるにいたったが,密かに筆写されて広く普及した.
ロシア船来航に刺激され,「海国の武備は海辺にあり」として,水戦・銃砲戦への備えを説き,さらに国家の経済について論じた国防論.1787(天明7)年から91(寛政3)年にかけて刊行された.幕府の咎めるところとなり,絶版,板木没収,作者の林子平(1738‐1793)は禁固を命ぜられるにいたったが,密かに筆写されて広く普及した.