岩波文庫<br> 近世風俗志 〈2〉 - 守貞謾稿

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岩波文庫
近世風俗志 〈2〉 - 守貞謾稿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 450p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784003026724
  • NDC分類 382.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

3都(江戸,京都,大坂)の風俗を比較しながら詳述した近世風俗史の基本文献.本巻には,武士,商人,職人の髪形のちがいなど髪のことを中心に入墨,櫛などにも言及した「男扮」をはじめ,「女扮」(島田髷,丸髷など髪形,櫛,簪,歯黒等),「男服」(袴,羽織,火事装束,浴衣等)を収録.(巻9~15).挿絵多数(全5冊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

2
この巻はヘアスタイルなど。髷もいろいろあるのだなぁ。士農工商だから、髷のスタイルもそうした身分制度が反映されていたのだろう。挿絵で微妙な違いがわかるようになっている(35ページ)。66ページ~は櫛のいろいろ。評者の地元にはお六櫛が伝統工芸品だが、この職人の後継者不足のようである。全体的に技の継承が厳しいのだが、なんとか一人でも継承していければいいだろう。通訳案内士なら女性の色々な髷をどう説明したらいいのか、非常に困るなぁ。髷というと力士を思うが、かなり結うのは難しいようだが、実際はどうなのか。床屋に聞く?2012/12/21

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