出版社内容情報
紙をデジタルで置き換えることは,良いことばかりなのだろうか? デジタルに移行することで失うものはないのか? 教育現場での情報技術活用に早くから取り組んできた著者が,デジタル教科書と呼ばれるのはどのようなものか解説し,紙の教科書と比較したメリット・デメリットを論じたうえで,拙速な導入の危うさを指摘する.
内容説明
紙をデジタルで置き換えることは、良いことばかりなのだろうか?デジタルに移行することで失うものはないのか?教育現場での情報技術活用に早くから取り組んできた著者が、デジタル教科書と呼ばれるのはどのようなものか解説し、紙の教科書と比較したメリット・デメリットを論じたうえで、拙速な導入の危うさを指摘する。
目次
はじめに 平等に是非を議論するために
1 「デジタル教科書」とはどのようなものか
2 ソフトウェアから見た問題
3 デジタルコンテンツと学びの質
4 ネットワーク配備をめぐる政治状況
5 教育の「クラウド化」と予算
おわりに デジタルへの興奮を自覚的に鎮める
著者等紹介
新井紀子[アライノリコ]
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学卒業、イリノイ大学大学院数学科修了。博士(理学)。専門は数理論理学(証明論)・知識共有・協調学習・数学教育。2001年より、教育機関向けの情報共有基盤システムNetCommonsを開発。現在、3000を超える教育機関で学校ホームページやグループウェアとして活用されている。2011年より人工知能プロジェクト「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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