同時代ライブラリー<br> 近代読者の成立

同時代ライブラリー
近代読者の成立

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  • サイズ B40判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784002601519
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0395

出版社内容情報

人はなぜどのようにして本を読むのだろう.天保改革期から戦後大衆社会に至る読者の実態を,出版機構の構造,作者の意識なども含めて歴史的に考察した本書は,近代文学研究の新たな局面を拓いた著者の代表作である.

内容説明

活字文化が生んだ近代読者。しかし、現在私たちは活字文化の王座がゆらぎはじめ「近代」そのものの意味が問い直される時代に生きている―。天保改革期から戦後大衆社会に至る読者の実態を、出版機構の構造、作者の意識なども含めて歴史的に考察した本書は、近代文学研究の新たな局面を拓いた著者の代表作である。

目次

天保改革における作者と書肆
明治初期戯作出版の動向―近世出版機構の解体
鴎外の中国小説趣味
明治立身出世主義の系譜―『西国立志編』から『帰省』まで
明治初年の読者像
音読から黙読へ―近代読者の成立
大正後期通俗小説の展開―婦人雑誌の読者層
昭和初頭の読者意識―芸術大衆化論の周辺
読者論小史―国民文学論まで

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwasabi47

2
色々予習してやっと読めた本。版切はもったいない。内容はまた。2019/12/07

もん

0
読者を対象にした研究。読者論とはなかなか面白いと思いました。2011/03/27

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