感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
33
読破。さて、今回はとある駅のホームからスタートですが、この手のファンタジーお決まりの、何の前触れもなくいきなり異世界に放り込まれるというパターンを踏襲(笑) 気がつくと、思いもかけない小島へと転送終了! そこは四兄妹が去った後のナルニア国で、既に四兄妹はアスランと共に伝説となってしまっているほど年月が経っていました。そして、ナルニア国は別の人間が治める国に! こいつら、どこから来たんだ? 前作のラストでスーザンが落とした角笛が、この巻ではカスピアン王子に秘宝として渡り、重要アイテムとなっています。(続く)2012/08/07
megumi♪
15
小さい頃に何度も読んだライオンと魔女の続編です。現実の世界からナルニアに迷い込むドキドキ、物を言う動物やニンフ達、偉大なるライオン。そして勧善懲悪な物語。子供が読むのにピッタリなファンタジーの要素が詰まっています。物を話す動物達が生き生きとしてとてもユーモラス。四兄弟も個性を活かしてそれぞれ活躍します。瀬田貞二さんの訳がこのお話を更に親しみやすくしていると思います。2020/02/16
爽
15
ナルニアの王、女王であった4人が、なんの前触れもなく消えてしまったときから長い長い時間が経ったのに、彼らはまだ子供で。でも経験は大人と同じようにあって。ナルニアに戻ってきたときからもう子供ではなくなった。エドマンドが自分の意見を言いながらも周りも聞き入れるところとか、すごく成長していると思う。信じる者にのみ力を与えてくれる。アスランはナルニアの人たちとってもテルマール人にとっても恐るべき、でも偉大な存在だ。次も楽しみ。2012/08/07
ぼんくらぼん
14
【「瀬田貞二」生誕100周年記念読書会】ナルニア国物語、二番目のお話。こちらの世界にいた四人兄弟が不思議な力でナルニアに引き戻されます。最初の時から数百年が過ぎナルニアはテルマール人の治める国になっています。不思議の者たちはなりを潜め、魔法の力も弱まっています。2016/12/11
まさ
11
ナルニア国物語、第2巻目読み終えました。独特な表現は翻訳によるものだと思いますが、巻が進むにつれて読み慣れてきました。ここでも時空を超えた不思議な物語を楽しめました。次巻も楽しみです。2021/09/18