ミス・ビアンカシリーズ<br> くらやみ城の冒険

ミス・ビアンカシリーズ
くらやみ城の冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20X15cm
  • 商品コード 9784001152517
  • NDC分類 K933

出版社内容情報

優雅な白ねずみミス・ビアンカ,勇敢な船乗りねずみニルス,沈着冷静な家ねずみバーナードの3びきが,断崖絶壁にたつくらやみ城の地下牢から詩人を救出するという危険な仕事をひきうけます.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

syaori

32
ねずみの世界的組織「囚人友の会」の総会で持ち出された、恐ろしいくらやみ城に潜入して詩人を助け出すという難題。白いお嬢様ねずみのビアンカと彼女に淡い恋心を抱くバーナード、詩人の国の言葉を話すノルウェーねずみのニルスの冒険は、偶然やご都合主義もあるものの、テンポがよくて楽しいです。何より敏捷で力もあるバーナードとニルスに「わたくしには」「女性的な魅力があるだけよ」と言うミス・ビアンカがとてもチャーミング。世間知らずなのに素直な彼女の魅力が満載で、クルミの椅子や切手のカーペットといった小道具もとても素敵でした。2016/12/28

ヴェルナーの日記

17
『囚人友の会』というネズミたちの団体がある。彼らはどこの国のどこの監獄にも、支部を持つ世界的な団体で、歴史も古い。団体は、『くらやみ城』の潜入し、ノルウェー人の囚人のためにノルウェー・ネズミを派遣しようと団体は決める。しかし難攻不落な監獄『くらやみ城』には、地理的にネズミが住み着けるような場所はなく、しかも恐るべき猫が存在した。さらにノルウェーへ行き、そこから適当なネズミを探し出し、『くらやみ城』へ行くには、絶望的な困難さが待ち受ける不可能な任務。それに挑むのは世間知らずなお嬢様ネズミのビアンカだった。2014/11/18

円舞曲

15
動物ファンタジー物は自分からあまり読まないのですが、長年読み継がれてきたものは面白いですね。挿絵のガース・ウィリアムズが更に魅力を高めていて、装丁も素敵です。ブックトークのために。2013/07/23

マツユキ

14
映画は見ていないんですが、原作あったんだ!と、読んでみる事にしました。(内容は全然違うようですが) ねずみたちの囚人友の会で、くらやみ城の地下牢に捕らえられたノルウェー人の詩人を救い出す事に決まった。大使館に住むミス・ビアンカに、ある仕事が任される事になり…。 何不自由なく暮らす美しいネズミ、性格も良く、危なっかしくも、賢いミス・ビアンカが素敵でした。バーナードとニルスも、頼れる良い男。この三匹、理想です。どうやって詩人を助け出すのか。はらはらどきどき、楽しかったです。全7巻もあるらしく、他のも読みたい。2020/05/22

カラスノエンドウ

12
物語は、囚人友の会総会の場面から始まります。議題は「くらやみ城に囚われている詩人を救い出す」こと。 児童書らしかぬ(?)内容に興味津々、手に取りました。英国の児童文学はユーモアと風刺のスパイスが効いていて、大人も楽しめますね。子供の頃だったら、救出に向かうビアンカ・バーナード・ニルスの3匹の冒険にドキドキしただろうなぁ。2020/11/23

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