出版社内容情報
なまけ者のトミーは,電気じかけの家に住んでいます.朝ベッドから起きるのも,お風呂に入るのも,服を着るのも,食べるのも歯をみがくのも,すべて機械じかけ.ところがある嵐の日,停電になって…….
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
80
絵本の古典名作(迷作?)と名高い1冊を読みました。『もじゃもじゃペーター』みたいなのかと勝手に思ってたら、全然違ってコミカルな物語でした☆ これは 子供達が喜びそうなお話♪ ロングセラーも頷けます。■様々なことを自動化してるのに、それは電動じゃないんかい! …と心の中でツッコミ入れちゃいました (๑`・ᴗ・´๑) (1966年)2019/09/19
gtn
72
よくある「未来の生活」かと期待せずページを開いたが、いい意味で予想を裏切る。風刺とか深いことは考えず、気楽に読むべき本。2019/12/17
momogaga
71
久しぶりに”岩波のこどもの本”シリーズを読みました。外れが無いですね。この本はただ笑うだけでなく、最後に人間の生き方を考えさせられました。ものぐさもほどほどにします。2016/11/13
ひめか*
55
トミーの電気じかけの家は全てが自動。何もしなくても、機械が勝手に動いて体を洗ってくれたり歯を磨いてくれたりする。洋服を着るのも食事をするのも全て機械がやってくれる。こんな機械あったらいいなと思ったことがある人は少なくないだろう。しかし後半は最悪な事態の連続…「どうしてこんなことになっちゃったの?」それはね、あなたが怠け者だからだよってトミーに言いたい。便利すぎることで起きる不幸や、便利に頼り怠けていてはいけないということを、暗に感じさせられる。深読みすれば、現代社会に通じる作品と見ることもできると思った。2014/06/14
かおりんご
45
読み聞かせ(103)笑いながら聞いていました。ちょっと長いけれど、これくらいなら聞いてくれます。トミーのものぐさぶりが、ツボに入っていました。2015/09/02