出版社内容情報
カスピアン王から数世紀たったナルニア最後の王の頃,大猿ヨコシマがロバにライオンの皮をかぶせてアスランを名のらせ,それが見破られると,恐ろしい鳥の頭をした破滅の神をよびだしてしまいます.
ナルニア国ものがたり
1. ライオンと魔女
2. カスピアン王子のつのぶえ
3. 朝びらき丸、東の海へ
4. 銀のいす
5. 馬と少年
6. 魔術師のおい
7. さいごの戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
46
何度目かの再読。ナルニア国物語シリーズ最終巻。全体的に暗く、終末を予感させる。最後には今までの現世界からのゲストが勢揃い(スーザン除く)して、終末を迎えたナルニアから、真のナルニア世界へと旅立って行くくだりは壮観。★★★★★2015/06/03
ふみ
23
ひとつの世界のおしまいは、真実のはじまり。信ずることの不思議さを無宗教人間にも深く知らしめる作品。2018/07/16
志田健治
14
ほんの今、読み終えたばかりです。いささか興奮しております。まず、怖かったです。戦争です。たくさん人が死にます。ずっと戦いです。とても、児童向けとは思えない内容でした。だからこそ最終巻なのだと思います。ルイス氏、妥協はしなかったのだと思います。そして絶望感。確かに希望と表裏一体の絶望なのですが、その希望も一切偽りで飾らずにとても厳しいものです。読んでよかったのだろうか…前巻で止めとけばちょうどよかったのではないか、と胸のそわそわが止まりません。「ソフィーの世界」を読んだ後のような、なんとも切ない気持ちです。2016/04/30
なおなお
11
いよいよ最終章。ナルニアが終わる時を迎える。ナルニア国が滅びると知らせを聞いた時の絶望感が大きい。その後はちょっと複雑で読んでもよく分からず…最近の訳書があれば再チャレンジしたい。2022/12/10
おはなし会 芽ぶっく
8
★図書館のリサイクル市でシリーズでゲットしました!1966年発刊2020/11/19