出版社内容情報
ナルニア国の誕生を語ります.ディゴリーとポリーは,魔法の力で別世界へ送りこまれますが,死滅した都市チャーンで魔女を縛る呪文を破ったため,2人のゆくナルニア国に悪の種がもたらされます.
ナルニア国ものがたり
1. ライオンと魔女
2. カスピアン王子のつのぶえ
3. 朝びらき丸、東の海へ
4. 銀のいす
5. 馬と少年
6. 魔術師のおい
7. さいごの戦い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
45
何度目かの再読。ナルニア国物語シリーズ六冊目。主役は現世界のポリーとディゴリー。アスランによるナルニア国の創造と、魔女の乱入による原罪の誕生が描かれる。シリーズ第一作につながる、街灯や衣装ダンスの挿話が秀逸。アンドルーおじのわがままな性格がなんとも言えない面白さを醸し出す。★★★★★2015/06/02
ふみ
31
ナルニア創世物語かつ、のちの物語の種明かし編。こんなに豊かな話だったっけ?としばし言葉をうしないました。2018/07/13
はじめさん
15
R3年2月21日 AM10:30-12:00 2月の祝日「建国記念の日」にからめて、ナルニア国の創世記「魔術師のおい」を課題にオンライン読書会を開催します。目覚めよ! https://bookmeter.com/events/8100
志田健治
13
ああ……感動しました。特に結びの物語の輪環を紐解くところ、深い感動で、ここにもアスランの黄金色の光が届いているかのような、暖かい心で満たされました。ナルニア国ものがたりは発表順に読むか、時間軸に従って読むか、迷った時期がありましたが、やはり発表順に読んで正解です。物語というのは、時間を越えるものなのだと納得できます。ここで最終巻に行く前に、また『ライオンと魔女』を読みたくなります。アスランは万能のように思えますが、人の心に関しては無力なのかもしれません。だから長い時をかけて、心を育むのですね。やはり名作!2016/03/06
おはなし会 芽ぶっく
12
★図書館のリサイクル市でシリーズでゲットしました!1966年発刊 ナルニア国が誕生するおはなし。主人公のディゴリーと仲良しのポリーは、ディゴリーの家にいる魔術師のおじさんにだまされ、はめてしまった指輪で別の世界に飛ばされてしまいます…。2020/11/19