岩波少年文庫<br> 太陽の戦士

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岩波少年文庫
太陽の戦士

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  • サイズ B6判/ページ数 395p
  • 商品コード 9784001145700
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

内容説明

片腕のきかぬドレムは、愛犬ノドジロや親友にささえられ、一人前の戦士になるためのきびしい試練に立ちむかう。青銅器時代を背景に、少年の挫折と成長を描いた、サトクリフの代表作。中学生以上。

著者等紹介

サトクリフ,ローズマリ[サトクリフ,ローズマリ][Sutcliff,Rosemary]
1920‐1992。イギリスの児童文学作家・小説家。2歳の時の病気がもとで歩行困難になり、ほとんどの教育を家庭で受ける。14歳で美術学校に入り細密画を学ぶが、1950年ごろから小説を発表する。『第九軍団のワシ』『ともしびをかかげて』『銀の枝』のローマン・ブリテン三部作で歴史小説家としての地位を確立した。1959年にカーネギー賞受賞

猪熊葉子[イノクマヨウコ]
児童文学者・翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

281
著者サトクリフの”ブリテン4部作”の淵源ともいうべき1冊。作者の前書きに歌われているように紀元前9世紀のブリテン(イギリス)を舞台にした物語。この時代のブリテンは”青銅器時代”といわれ、主にビーカー人が主流を占めていた。彼が使う青銅器がビーカーに似ているところからビーカー人と呼ばれる。彼の生活は、定住跡がなく住居跡はどれも臨時に作られたものばかりであることから流浪の民であったと推定され、鋳掛屋・鋳物師・交易商人などとしてブリテン諸島各地を渡り歩きながら青銅器ビーカーや金属製品を普及させたと推測されいる。2017/07/22

NAO

87
B.C.900年頃、青銅器時代のブリテン島が舞台の話。ケルト族の片腕が不自由な少年ドレムが苦難の末に一族の戦士として認められるようになるまでの成長物語。支配者ともいえるケルト族の暮らしと、その周辺に住む混血人たちの暮らし。そのどちらともつながりを持つドレムは、新しい視点を持った者ともいえる。そして、時代は、青銅器の時代から鉄の時代へと変わろうとしていた。新しい時代は、新しい考え方のできる者を必要としているのだろう。2019/07/10

たつや

62
無理かもしれないが、岩波少年文庫の読破を目指して早数ヶ月、目録を見るたびに、ずっと気になっていたサトクリフ。さて、どれから読もう?悩んでいても仕方ないので、期は熟したとばかりに、数冊借りて、まず、こちらを読了。最初に驚いたのは、サトクリフが女性だということ、歴史小説ということ、で、男性だと思い込んでいた。で、本作は大変読みやすかった。作者は障害があったそうですが、主人公のドレムも、片腕がきかない。そのハンデを克服する姿に感情移入してしまった。また、青銅器時代の生活ぶりも、こんな感じだったのかと、勉強になっ2017/03/04

cocona

36
面白かった( * ॑꒳ ॑*)⸝⋆。✧♡私はこんな戦士の生活の方が幸せそうだしいいな(´☆ε☆`)内容〜 片腕の効かぬ主人公ドレムが愛犬ノドジロや、親友に支えられ一人前の戦士になるための厳しい試練に立ち向かうというもの。青銅器時代を背景に少年の挫折と成長を描いています。私たちの暮らしより遥かに厳しい世界に虜になってしまいました!私が好きな感じの本で満足( ̄~ ̄)2019/02/16

miyu

34
主人公ドレムは右腕が使えないが氏族の戦士になる日を心待ちにしていた。しかしわかものの家(戦士を育てる寄宿舎のようなところ)での大事な試験であるオオカミ殺しに失敗した彼は氏族や家から離れ宗教観の違う混血人と共に羊飼いとして生きる道しか残されない。サトクリフの物語の若者は誰もが恵まれぬ出自や自身の障碍に苦しみながらもそれを乗り越えてゆく。年上の尊敬すべき人からの励ましや心許す者との厚い友情(たいていは立場の違いを乗り越えている)、そしてほんのささやかな恋愛が加味されるのがサトクリフの世界だ。心躍る物語だった。2017/05/07

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