岩波少年文庫<br> はじめの四年間

岩波少年文庫
はじめの四年間

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  • サイズ 新書判/ページ数 177p
  • 商品コード 9784001130355
  • NDC分類 K933

出版社内容情報

結婚したローラとマンリーが厳しい開拓地で新しい家庭を築く4年間.長女ローズの誕生後,小麦が大被害を受けたり,生まれたばかりの男の子を亡くしたりするが,2人は希望を失わない.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠)

22
中学で読んだ本。

shou

3
没後にまとめられた作品という事で、過去のシリーズとは違う粗削り感もあり、農業の苦難をひたすら耐える新婚の4年間。結婚時には農業をやめたいという希望だったことにちょっと驚いた。ローラの前向きさがなければ乗り越えて行けなかっただろうなあ。2013/06/05

がんぞ

2
南北戦争後の西部開拓(略奪)時代。開拓農地はそこに住んで税金を払えば所有物となる。樹木農地は樹を育て上げたと認められれば所有できる。原住民の種蒔栽培はしないが食糧採集地であった。白人が持ち込んだ疫病で人口が激減し生態系の破壊で食糧も乏しくなった原住民。不毛の土地、居住していたより何百キロも移動させられ(多くが途上で亡くなり)「居留地」に押し込められる。暴発しなければおかしくないか?しかし彼らには“ミカド”がいなかった。モンローは「南北米大陸に欧州は干渉するな」と宣言した。満州で日本がしたことがナンだって?2019/05/26

ぱでぃんとんⅡ

2
新婚生活がスタートしました。ローラとアルマンゾがお互いを思いやる所はほほえましいのだけど、農業が上手くいかず、借金が増えていくので、読んでて辛くなることもしばしば。でも、今までの生活で培ってきた強さがあるから、負けないで生きていけるんだろうな。2010/08/15

kagetrasama-aoi(葵・橘)

1
何度も読み返しているので、内容は覚えていますが、ロマンチックな新婚の四年間ではなくて、気候との悪戦苦闘の生活に思わず涙がでます。当時の農業の厳しさが肌で感じられるストーリィ。頑張れアルマンゾ!頑張れローラ!思わず声援を送りたくなります。2016/12/28

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