出版社内容情報
いいなあ。オレも、なかまにはいりたいなあ。やせこけたトラは、宮殿のひろまで楽しそうにごはんを食べている王さま一家が、うらやましくてたまりません。ある日、宮殿の庭にじゅうたんが干されているのを目にしたトラは、とんでもないことを思いつきます! ケイト・グリーナウェイ賞作家による、とびきりゆかいな絵本。
内容説明
いいなあ。オレもなかまにはいりたいなあ。やせこけたトラは、きゅうでんのひろまでおいしそうにごはんをたべている王さまとかぞくがうらやましくてたまりません。ところがある日、トラはひらめきました。
著者等紹介
ローズ,ジェラルド[ローズ,ジェラルド][Rose,Gerald]
1935年、香港生まれ。戦後イギリスに渡り、Lowestoft School of ArtやRoyal Academy Schoolで学んだのち、美術を教えたり、イラストレーターとして活躍する。妻エリザベスとのコンビで数多くの絵本を手がけ、『ウィンクルさんとかもめ』で1960年ケイト・グリーナウェイ賞を受賞
ふしみみさを[フシミミサオ]
1970年、埼玉県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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KAZOO
148
この絵本も楽しい話です。インドの童話なのでしょうが、虎をじゅうたんにしてという発想が楽しいですね。またインドの話らしく、一番おいしい紅茶を飲むなんて言うのもお国柄が表れている感じでした。2015/11/23
masa@レビューお休み中
69
こんなお話だったんだ!いや、それ普通にバレるでしょう。なぜ気づかないかな~とツッコミを入れたくなるようなお話です。(笑)宮殿でおいしいごはんを食べている王様と家族をうらやましと思ったトラが宮殿に侵入しちゃいます。しかも、このトラはトラの絨毯に変装(?)するのです。物語を説明しているだけで失笑してしまいますね。なんとなく気が抜けた絵である理由がわかったような気がします。この宮殿は大丈夫なのだろうか?特にセキュリティー面が心配になってしまいます。(笑)2012/10/09
gtn
64
勇気が報われて本当に良かった。世の中往々にして好意が仇となるから。2020/02/04
けんとまん1007
58
そうかあ~そうきたか!という感じ。確かに、絨毯になれていた時は、それはそれでよかったのかもしれないけど、やっぱり、なれなくってよかった。そえが、本当のハッピーにつながるしね^^2012/05/08
フミ
51
最後は活躍できてすごかった2016/08/07