出版社内容情報
クリストファー・ロビンが,プーやコブタなど大好きなおもちゃの動物たちとともにくりひろげる魔法の世界は,だれもが幼い時に一度は住む世界です.イギリスの詩人が小さい息子のために書いた傑作.
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
70
再読。2月9日から開催されている『プーさん展』に行きたいので予習がてら再読。挿絵が何とも愛らしい。クリストファー・ロビンとプーのお互いを大切に思う気持ちにはジーンとする。原作を読むとディズニーのプーさんは別物に思えてくる。実際のクリストファー・ロビンは父親を憎み葬儀にも出席しなかったという。長い間世界中で愛されている物語の裏側には悲しい親子関係があって、その発端がプーさんの物語だと言われている。色々な意味で深い。552019/02/14
たるき( ´ ▽ ` )ノ
41
手に入れてから少しずつ大切に読んできて、ようやく最後までたどり着いた。可愛すぎる・・・!挿絵もカラーで美しいし、本棚に並んでいてくれるだけで嬉しくなる。これは一生手放さないだろうな♪2020/02/20
なる
39
クリスマスの時期にはミルン作・シェパード絵の『クマのプーさん』を1冊ずつ自分へのプレゼントとして買っている。クマのプーさんシリーズいよいよ最後の章。ミルンの息子であるクリストファー・ロビンが常に持っていたクマのぬいぐるみプー。一緒に遊んだ100エーカーの森。一緒に歩いたなんでもない道。棒投げをした橋。探検したノースポール。いつまでも何もしないことがあたりまえだったロビンは徐々に成長して行く。「ぼく、もうなにもしないでなんか、いられなくなっちゃったんだ」魔法の丘でプーたちは今もいる。きっとね。2022/12/26
がいむ
32
子どもの頃に読んだ本の中では、プーさんはあまりストーリーを覚えていなかったのだけど、挿絵を見るとなつかしさいっぱい!ページをめくるたびに、あ、これも好きだった、このシーンも覚えてる、とわくわく、きゅ-ん、と大昔に連れられて行ってしまうようです。大事にとっておいて娘も読んでくれて(息子は読まないんだけど)今回また本棚の奥から出てこられたプーさん。のんびりふわふわしたプーさんと仲間たち。最後はこんな感じだったんですね。阿川さんの新訳が出たとのことなので、読んでみたいです。2014/07/10
Maki
24
いやんなっちゃう!こんなに好きな物語をますれちゃうんだもの。あたまが悪いからきっと最後まで読んでなかったんだもの。忘れないようにここに記しておこう!イーヨーがしっぽをなくし、プーが、しっぽを見つけるお話の楽しさったらなくて、聞いて聞いてと子ども達に聞いてもらったこと。この本にはわたしがコブタとして出てくること。プーがわたしのしりたいことをなんでも教えてくれること。海のまんなかにあって、船などはちっともいかない島に一冊だけ持っていけるならこの本を持って行くこと。忘れないって約束します。2018/09/18