出版社内容情報
ドイツの裏町に，ある日見知らぬ少女があらわれます．誰かを待っているこの少女をめぐって，子どもたちはさまざまな空想をいだきます．子どもの日常生活と空想の世界を描く，国際アンデルセン賞受賞作．
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
如月小町
7
小学生の頃、誕生日かクリスマスに両親からもらった本だった。初めて女の子の友情に泣いた本だった。（男の子の友情に初めて泣いたのは「二年間の休暇」だった）あれから５０年近くたって、同じように感動するか確かめたくて読んでみた。どの挿絵も覚えていて、私を作った本の一冊であったことは間違いないと思う。2019/11/22
