大型絵本<br> ききみみずきん

大型絵本
ききみみずきん

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊/高さ 30cm
  • 商品コード 9784001105865
  • NDC分類 E
  • Cコード C8300

出版社内容情報

貧しい荷物はこびの藤六は,病気の母親にもらった頭巾をかぶって仕事にでかけました.おどろいたことに,それは鳥や木たちのことばがわかる,ふしぎな頭巾でした.日本民話の絵本.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

24
頭巾は、父が子の幸福を願って残した宝。だが、その宝の存在に気が付かなければ、それまで。子がその宝を手に入れることができたのは、子の日頃の行いと父の思いが感応したからだろう。偶然ではない。2022/11/03

そら

22
有名な日本昔話。子供への読み聞かせにはちょっと長いかもしれないけど、ただあらすじを追うのではなく、会話も多いし情景描写も繊細で、奥行きがあり、大人も楽しめます。2018/05/22

いっちゃん

14
動物の声が聞こえて、それで何かが解決する話だったなぁとは思っていたけど、具体的には忘れていた。日本の昔話は面白いな。2017/04/13

ツキノ

12
(E-302-515)岩波少年文庫の『わらしべ長者』に収録されていたので再読したくなり借りてきた。著者は同じ木下順二さんだけれど、文章がちがう。『わらしべ長者』のほうは「日本民話選」だけあって、口調もおばあさんが語っているよう。この絵本の方は子どもがひとりでも読めるようという配慮なのか、現代文になっていて、省略もある。(長者が元気がなくなったとか)どちらもそれぞれの良さがある。2020/12/25

遠い日

12
初山滋さんの絵を求めて。よく知られた話だが、木下順二氏の文章がよい。聞き耳頭巾を楽しみ、役立てる藤六の行動も正義感に溢れて頼もしい。好きな民話です。2018/08/15

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