漱石全集〈第20巻〉日記・断片(下)

漱石全集〈第20巻〉日記・断片(下)

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  • サイズ B6判/ページ数 685p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000918206
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

出版社内容情報

近代日本人の精神的支柱でありつづけた漱石の文業は,今も強く私たちにはたらきかけてくる力を持っています.先の見えない閉塞感にとらわれがちな今,漱石から学ぶべきものは決して少なくありません.1993年に刊行を開始した新しい『漱石全集』をより充実させ,ここに再刊します.

目次

明治四十二年
明治四十三年
明治四十三、四年頃
明治四十四年
明治四十五・大正元年
大正三年
大正四年
大正五年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

風に吹かれて

15
日記の掲載されていない期間は紛失なのか記していないのか。書簡の膨大さに比べると日記は必要に応じて記しておくという感じだったのかも知れない。さすがに明治43年の修善寺の大患のときの日記は本巻の読みどころのひとつ。8月24日から9月7日は人事不詳の漱石に代わり鏡子夫人が記す。断片のなかには延々と鏡子夫人への憤懣を記載したものもある。鏡子夫人の言い分を私は知らないので何とも言えない。日記には家計簿を詳細につけているところもある。何かと忙しい漱石先生である。2019/07/16

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