小澤征爾、兄弟と語る―音楽、人間、ほんとうのこと

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小澤征爾、兄弟と語る―音楽、人間、ほんとうのこと

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  • サイズ 46判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000615259
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

六十年以上にわたり世界を舞台に活躍してきた、クラシック音楽界の巨匠、小澤征爾。中国に生まれ、引き揚げ後の貧しい暮らしと音楽武者修行を経て、多くの人に支えられ切り拓いた、その人生。昔ばなし研究者の兄・俊夫と、エッセイストでタレントの弟・幹雄との、やわらかで率直な語りあいにより、これまでの歩みをふりかえる。

内容説明

六十年以上にわたり世界を舞台に活躍してきた、クラシック音楽界の巨匠、小澤征爾。中国に生まれ、引き揚げ後の貧しい暮らしと音楽武者修行を経て、多くの人に支えられ切り拓いた、その人生。愛情深い両親―父・開作、母・さくらのもと、ともに育った、昔ばなし研究者の兄・俊夫と、エッセイストでタレントの弟・幹雄との、やわらかで率直な語りあいにより、これまでの歩みをふりかえる。

目次

語りあい(第一回~第九回)
付録1 ロバート・ケネディ氏を訪う―ベトナム問題について(小澤開作)
付録2 『さくら花―小澤さくら句集』抄

著者等紹介

小澤俊夫[オザワトシオ]
1930年、中国長春生まれ。口承文芸学者。小澤昔ばなし研究所所長。筑波大学名誉教授。東北薬科大学講師・助教授を経て、日本女子大学教授、マールブルク大学客員教授(ドイツ)、筑波大学副学長、白百合女子大学教授を歴任。国際口承文芸学会副会長および日本口承文芸学会会長も務めた。グリム童話の研究から出発し、マックス・リュティの口承文芸理論を日本に紹介。その後、昔話全般の研究を進めている

小澤征爾[オザワセイジ]
1935年、中国奉天(現在の瀋陽)生まれ。桐朋学園で齋藤秀雄に指揮を学び、フランスに渡航、ブザンソン国際指揮者コンクールで1位を獲得。ニューヨーク・フィルハーモニックの副指揮者となる。トロント交響楽団、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督などを経て、ボストン交響楽団の音楽監督を29年にわたり務め、2002年にはウィーン国立歌劇場の音楽監督に就任。セイジ・オザワ松本フェスティバル総監督、小澤征爾音楽塾塾長、小澤国際室内楽アカデミー奥志賀理事長、水戸室内管弦楽団総監督等を務める

小澤幹雄[オザワミキオ]
1937年、中国大連生まれ。早稲田大学仏文科中退後、俳優、放送タレント、エッセイストとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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trazom

107
何て仲の良い三兄弟なんだろう。読んでるこちらが幸せな気持ちになってくる。両親や亡くなった長兄への思慕から音楽界の話まで、話題は尽きない。同じ昔話が何度も繰返されるのは、老人の会話特有のパターンだが、それも含めて、三人の楽しい雰囲気が伝わってきて心がホッコリする。田中路子氏やウィルフォード氏との出会いに恵まれたとは言え、小澤先生のこの明るいお人柄が、人に好かれ、成功に繋がったと実感する。男性遍歴豊かなアルゲリッチ氏について、彼女とこんなに親しいのに「全く俺だけ男扱いされなかった」とふざける小澤先生も可愛い。2022/04/26

まふ

93
小澤征爾の3兄弟の鼎談。長兄克己が早逝し残った3兄弟が次兄俊夫の発案で小澤征爾の世界的大指揮者としての活躍ぶりを裏側から語り合った貴重な記録。次兄俊夫は昔ばなしの大家であり、末っ子の幹雄は俳優、エッセイストとして活躍しており、父開作、母さくら、長兄の克己を含めた小澤家の前向きかつチームワーク抜群の家庭の雰囲気が手に取るように分かった。話題の中で、音楽の表現の「深み」は「説明しにくいが重要な要素であること」という征爾の発言が心に響いた。大事な要素であると思う。2024/05/05

コチ吉

7
小澤征爾はつくづく人に愛される人なんだなと思う。ブザンソン行きなど、今では考えられない僥倖だ。そしてウィーン国立歌劇場というトップの座を射止める。ただそのキャリアの割に我が国での人気が今一つなのは不思議だ。人は愛せてもその音楽はどうも、ということだろうか。私も自ら彼のディスクを取り上げて聴こうと思ったことはない。2022/05/21

つんこ

6
ご兄弟で数回にわたり、対談したもようがまとめられています。子供の頃から皆が年を重ねるすべての段階で、家族仲良く互いに関心をもち、応援しあってきたのがわかる清々しい本でした。困難に際しても、小澤征爾さんにはその度に手を差しのべる人がでてきたり、叱咤激励する人がでてきたりして、独自の道を切り拓いて来られた様子がわかりました。 幹雄さんて、あの「3時に会いましょう」の花王の宣伝の人なんや。2024/03/16

Happy Like a Honeybee

5
小澤一族の歴史がこの一冊に。 戦後間もなく横浜から立川までリヤカーで引き上げたエピソードが印象的。 文化資本は親から子へ受け継がれるのであろうか?2022/05/26

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