出版社内容情報
細胞は、自発的に「あつまって」私たちの体をつくる。いったんバラバラにしても、また集まる。でも条件を変えると、集まらない。なぜ……!?素朴な疑問にはじまって、著者はついに細胞間接着分子「カドヘリン」を突き止め、体づくりのさらなる深みへ。絶え間ない謎解きのプロセスを緻密に追い、発生の妙へと読者をいざなう。
内容説明
細胞は、自発的に「あつまって」私たちの体をつくる。いったんバラバラにしても、また集まる。でも条件を変えると、集まらない。なぜ…!?素朴な疑問にはじまって、著者はついに細胞間接着分子「カドヘリン」を突き止め、体づくりのさらなる深みへ。絶え間ない謎解きのプロセスを緻密に追い、発生の妙へと読者をいざなう。
目次
1 細胞はあつまる
2 細胞接着現象との出会い
3 トリプシン液の不思議
4 カドヘリンの発見
5 似て非なる「カドヘリン」たち
6 接着の深いしくみ
7 器官をつくる
8 広い世界を見てみたら―カドヘリンの普遍性と多様性
9 カドヘリンと病気
著者等紹介
竹市雅俊[タケイチマサトシ]
1943年生まれ。名古屋大学理学部生物学科卒業、同大学大学院理学研究科博士課程退学。1970年より京都大学理学部生物物理学科助手、助教授、教授を経て、1999年、同大学大学院生命科学研究科教授。この間の1974~1976年、カーネギー研究所発生学部研究員。2002年、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターのセンター長に就任、2018~2020年、同研究所生命機能科学研究センターチームリーダー。現在、京都大学名誉教授、理化学研究所名誉研究員。一貫して多細胞動物の形成のしくみを研究。アウトドアが好きで今は野鳥撮影を楽しむ。朝日賞、日本学士院賞、日本国際賞、ガードナー国際賞など受賞。文化功労者、日本学士院会員、米国科学アカデミー外国人会員、ヨーロッパ分子生物学機構外国人会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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