岩波科学ライブラリー<br> サンプリングって何だろう―統計を使って全体を知る方法

個数:
電子版価格
¥1,320
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

岩波科学ライブラリー
サンプリングって何だろう―統計を使って全体を知る方法

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 04時26分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 106p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296717
  • NDC分類 417.6
  • Cコード C0341

出版社内容情報

ビッグデータといえども、扱うデータはあくまでも全体の一部だ。その一部のデータからなぜ全体がわかるのか。データの偏りは避けられるのか。統計学の基本の基であるサンプリングについて徹底的にわかりやすく解説する。

内容説明

データがなければAI研究も始まらない。ビッグデータ解析といえども、扱うデータはあくまでも全体の一部だ。その一部のデータからなぜ全体がわかるのか。データの偏りは避けられるのか。統計学の基本中の基本であるデータの集め方、すなわちサンプリングの考え方やしくみを社会調査や生態学の例を使ってわかりやすく解説する。

目次

第1章 サンプリングの有用性―その科学的根拠(水槽内にあるBB弾の黒玉の数;BB弾サンプリング;非復元単純無作為抽出法 ほか)
第2章 世の中の動向を捉える―社会調査とサンプリング(社会調査とは何か?;適切な調査対象を選ぶことが重要;実際に誰を調査するのか? ほか)
第3章 生物を数える―生態調査におけるサンプリング(すべてを数えるのは難しい;捕獲再捕獲法;個体数推定の仕組み ほか)
もっと深く学びたい人に向けて―文献案内

著者等紹介

廣瀬雅代[ヒロセマサヨ]
1986年生まれ。統計数理研究所データ科学研究系助教。統計的理論を用いた、小区分ごとの統計的推測法の研究やその応用に携わる

稲垣佑典[イナガキユウスケ]
1981年生まれ。統計数理研究所データ科学研究系特任助教。社会調査と実験を用いて、人間の意識・行動と社会制度の関連性を解明する研究に携わる

深谷肇一[フカヤケイイチ]
1984年生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)および統計数理研究所データ科学研究系外来研究員。統計的手法を用いて海産無脊椎動物など野生生物の分布や数の変動の研究に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

10
理論の部分は(省略されている証明等を含めて)良く知っていたけど、連続性補正法だけは名前ぐらいしか知りませんでした。まぁ、この本も入門のさわりなので、名前しか出てきていませんが (笑) 社会調査や生態調査についてはほとんど知らなかったので、面白かったです。2018/08/28

shin_ash

5
数学科の統計が専門の院卒新人が何故かランダムサンプリングの意味が理解できない様子なので何か分かりやすい説明ができないかと手に取った。内容的にはベーシックな内容で特にありがたい内容ではなかった。読んでいて自分がランダムサンプリングしているのは標本調査と言うより実験計画法の文脈で、未知の系統誤差を偶然誤差に転化する為なのを改めて思い出した。この部分は本書でも「偏ってたらダメですよね」程度の説明なので、あまり明示的に説明されていないことに気がついた。新人にはその点を丁寧に説明してやらねばならないのかも知れない。2022/04/02

門倉或刀

3
統計学の第一歩サンプリングについて簡単な実験を中心に3つの視点から学ぶ。基本的な理論、社会調査、生態調査の3つ。以前から個人的に「ある調査対象に対してそのサンプル数は妥当か?」を理解したいと思っていた。専門書や入門書に突っ込む前に目標とすべき鍵となる概念や重要な定理とその使われ方を概観できた感触があり、読んで良かったと思っている。また野鳥の数え方、捕獲再捕獲法には大変感心し知的好奇心が満たされた。次はまた一般向けか、専門の入門書に行くか。2024/02/25

とりぞう

2
岩波科学ライブラリー大好き。ただ、なんだかくどく感じて、内容も薄いと思ってしまった。ぼくの理解不足が主な理由なんだろうけれど、ちょっと不満足な読書体験だった。2023/10/06

takejin

2
サンプリングという言葉の入り口です。BB弾の話は導入としてはいいんだけど、そのあとが深くならない。この本に紹介されている、「詳しい本」に行かないと、サンプリングという概念さえわからない気がする。とりあえず、言っていることはわかりやすい。2020/03/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12749214
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。