岩波科学ライブラリー<br> ちいさい言語学者の冒険―子どもに学ぶことばの秘密

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岩波科学ライブラリー
ちいさい言語学者の冒険―子どもに学ぶことばの秘密

  • 広瀬 友紀【著】
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  • 岩波書店(2017/03発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 128p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784000296595
  • NDC分類 801.04
  • Cコード C0381

出版社内容情報

「これ食べたら死む?」ほとんどの大人はこんな言い方をしないのに、どうして多くの子が同じような言い間違いをするのだろう? ことばを身につける最中の子どもが見せるいろいろな「間違い」は、ことばの秘密を知る絶好の手がかり。大人からの訂正にはおかまいなく、言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。

内容説明

「これ食べたら死む?」どうして多くの子どもが同じような、大人だったらしない「間違い」をするのだろう?ことばを身につける最中の子どもが見せる数々の珍プレーは、私たちのアタマの中にあることばの秘密を知る絶好の手がかり。言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。かつてのあなたや私もそうだったように。

目次

第1章 字を知らないからわかること
第2章 「みんな」は何文字?
第3章 「これ食べたら死む?」―子どもは一般化の名人
第4章 ジブンデ!ミツケル!
第5章 ことばの意味をつきとめる
第6章 子どもには通用しないのだ
第7章 ことばについて考える力

著者等紹介

広瀬友紀[ヒロセユキ]
ニューヨーク市立大学にて言語学博士号(Ph.D.in Linguistics)を取得。電気通信大学を経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授。研究分野は心理言語学・とくに言語処理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

105
楽しい言語学! 子どもはどうやってことばを覚えていくのか、その過程を実例(著者自身のお子さん)も交えて検証していく。子どもは親に教えてもらうことよりも、自分で法則をみつけては修正していくんだね。大人だっておそらく仮の完成であって、終生それを手直ししていくのだろう。意味も用法も時代とともに移り変わるのだから。子どものころ、「なぜ「さ」にはマルがつかないのか」などと考えていたことを思い出す。後年「か」行にマルをつける例(鼻濁音)も知りました。ところで沖縄の「宮古がな」について、どなたか教えていただけませんか?2022/08/18

♪みどりpiyopiyo♪

98
「これ食べたら死む?」どうして多くの子供が同じような、大人だったらしない「間違い」をするのだろう? ■評判通りの楽しいご本でした♪ 子供が言語を学ぶ過程は、単なる真似ではなく、規則を発見し、身に付け、修正しながら進んでいくもの。その間違いにはしっかりした規則が背景にあるのですね。■ことばを身につける最中の子供が見せる数々の珍プレーは、私達のアタマの中にあることばの秘密を知る絶好の手がかり。言語獲得の冒険に立ち向かう子どもは、ちいさい言語学者なのだ。かつてのあなたや私もそうだったように。(2017年)(→続2018/03/26

舟江

60
こどもの日本語取得時における疑問を、やさしく解き明かした本。衝撃的だったのは、「た‐だ」「さ‐ざ」「か‐が」の間に成立している対応関係は、「は行」に関しては「ぱ(pa)‐ば(ba)」であるという。実際に発音してみれば納得がいく。2017/09/04

したっぱ店員

44
こどものかわいい言い間違いにこんなに論理的な理由があったとは。どの子も同じように間違った言い回しをするのをちょっと不思議に思っていたけど納得。とても驚いたし面白かった。言語学興味深い。2022/12/04

あおでん@やさどく管理人

41
活用の仕方や規則の使い方を間違えて話していたことは覚えていないが、自分か弟が「薬」を「すくり」、「ジャガイモ」を「がじゃいも」と言っていた、という話は親から聞いていた。言い間違いを指摘されるだけではなく、周囲の様々な言語情報から、少しずつ自分の頭の中で体系化されることで言語は獲得されていく。そして職業柄、こうした言語獲得のメカニズムを人工知能に取り込めるのか、取り込めるならば何が起こるのかも気になってしまう。言語獲得に関する入門書としては◎。2019/01/04

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