内容説明
私たちは日々、膨大なものごとを認知している。喜怒哀楽につながるものもあれば、感情も伴わず記憶にすら残らないものもある。認知と感情には、どのような関係があるのだろうか。記憶はどう処理されるのか。そして、問題解決と意思決定のながれとは、基礎から最新の脳科学や進化心理学の知見まで、豊富な事例で紹介する。
目次
序 認知と感情を学ぶということ
1 感情の基礎
2 注意と意識
3 短期記憶と長期記憶
4 自伝的記憶と潜在記憶
5 知識と表象
6 言語理解と言語産出
7 問題解決と意思決定
8 認知と感情の心理学の新しい流れ
著者等紹介
高橋雅延[タカハシマサノブ]
京都教育大学教育学部教育学科卒業、教育学博士。聖心女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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