出版社内容情報
「理系に進みたい」「理系科目が好き」、だけど「どんな進路があるんだろう?」と悩む中学・高校生に、11人の先輩達が自身の体験をもとにアドバイス。理系を選んだきっかけに始まり、大学進学時の学部の選び方や受験の乗り越え方、大学院進学や就職前後まで、11人それぞれの歩みは理系進路を考える読者の糧になるはず。
内容説明
「どんな進路や仕事があるんだろう?」と考え始めたら、まずは先輩の話をきいてみよう!キーワードは「理系進路選択」。11人の軌跡は、あなたの進路選択の参考になるはず!
目次
“おいしい”の笑顔を、世界の共通語へ―中原有希子(栄養学)
「ワクワク」の気持ちを追いかけて―伊藤舞花(生物学)
「ワクワクするか」が選ぶ基準―森麻紀(情報科学)
コケと出会ってからの私―鵜沢美穂子(生物学)
「好き」をいろんな角度から見る―勢古口遙(生活工学)
生きものの生命にかかわる仕事がしたい!―戸井智子(化学)
教員か理系職か…悩んだ先に得たもの―樋田朋子(環境学)
「好き」、「得意」を自分のコンパスに―小林千洋(数学)
理系が活躍する「弁理士」「知的財産」の仕事―柴田紗知子(物理学)
自分の「核」の見つけ方 「好き」から始まる?!―水戸晶子(化学)
やりたいことを追いかけて―加藤美砂子(生物学)
著者等紹介
加藤美砂子[カトウミサコ]
お茶の水女子大学理事、副学長、理系女性育成啓発研究所所長。東京都出身。お茶の水女子大学理学部生物学科卒業、同大学院修士課程修了。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得満期退学、理学博士(東京大学)。学生時代は、小椋佳の『大空から見れば』という歌がお気に入り。新しい可能性に向けてチャレンジする人の背中を押してくれるような歌詞を心に刻む。カフェインなどの植物に特有の代謝産物の生合成に関する研究を行っている。動くことができない植物の生存戦略を知りたいと思い半世紀。最近は、微細藻類を利用した油脂(バイオ燃料)生産の研究も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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