出版社内容情報
東日本大震災から10年。若い世代には当時の記憶をもたない人も増えてきました。大地震はまた必ず起こります。しかしその科学的メカニズムを理解して適切に備えれば、被害はおさえられるのです。地震の起きるしくみや歴史的な巨大地震、今後予想される地震や必要な備えを、著名な科学者がわかりやすい言葉で解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りーぶる
9
6歳 地震の起きるメカニズムをぼんやりとでも知ってくれたら・・・。2023/03/31
青雲空
5
「地震はなぜ起きる?」というタイトルだが、内容は2030年代に間違いなく発生するであろう南海トラフ巨大地震を警告している。今から減災を少しずつでも進めるしかない。 そのためには巨額のお金が必要なのに、軍事費ばかり増やそうとする自民党。 ホントに、この国は沈むよ。2023/04/14
西澤 隆
4
地震の起きるメカニズムとしてプレート境界型やプレート内断層による直下型の仕組み、ひずみのたまる早さなどの話から、古い文献等にあたって地震計で測れなかった昔の地震からの周期への言及など、子どもたちが理科から考えるアプローチでのサワリを網羅。原因も、減災のための対策も、そして「2030年代」とはっきりした数字をあげながらもオカルトではなく「統計的にそのあたりの確率の山が高くなる頃」というあくまで科学のアプローチで語っているあたりに、子どもたちが疑似科学に絡め取られないための本になるといいなとも願いながら読了。2023/01/16
takao
1
ふむ2021/10/07
あっ
0
近日頻発している地震。年始の大地震を機に地震の基礎を学びたいと思って読みました。 これから起こる可能性のたかい都市直下型、南海トラフetc、かなりの確率で今後起こると言うが、今の技術では確実なものは予測できない。 でも防災で災害の8割は軽減できる。今私たちにできることは『防災』しかない。日頃から防災が欠かせないことを胸に刻みました。2024/01/17